不安

「どうせ自分なんて」人間が、自己肯定感の高い人間に生まれ変わる4つの考え方


「自己肯定感について」

けんすうさんのnoteを読んで、初めて「自己肯定感」について深く考えた。

(「読んでないよ。」って方はこちらからどうぞ!素晴らしい文章です。けんすうさんありがとうございます!!↓↓)

だいたいの個人の性格とかは誤差みたいなもんで、状況や環境によって生み出されているもの、と考えるほうが合理的です。
僕は、自己肯定感が少なくて、自分がすごい人だとか、自分はイケてるとは全く思えないのですが、「人類としてはできそう」というのはあるのですね。

名言のオンパレード。
何度もはっとさせられた。

けんすうさんの言いたいことは、

自己肯定感が低くても、皆おんなじ人類なんだから、自分にもできるだろうと思えるんじゃない?」だ。

なるほどー、これだったら自己肯定感が低くても、前向きに物事に取り組めそう。

自分を地球の上から見下ろす神様だと想像すると、

「個体差なんて大したことないし、みんなよくやっているなあ。」なんて思うのだろうか。


そもそも「自己肯定感」ってなんだろう?

自分の中での定義が曖昧だったので、調べてみた。

自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E8%82%AF%E5%AE%9A%E6%84%9F


つまり自己肯定感は、

「自分が今生きていることに意味がある!自分は自分でいいんだ!」

と思えているかどうかにかかっている。


私と自己肯定感

定義を踏まえたうえで、私個人としては、自己肯定感が高い方がいいんじゃないかなー、と思っている。

いい、というよりは、自己肯定感が高い方が「幸せに生きれる」と思っている。


私は昔、自分の事が大嫌いだった。

自己肯定感がとても低かった。

理想の自分と、現実の自分との差に、嫌気がさしていた。

低身長→「身長高ければなあ。」
勉強苦手→「天才だったらなあ。」
病弱→「健康体に生まれたかったなあ。」
イケメンじゃない→「イケメンだったらなあ。」
スポーツ下手→「スポーツ万能だったらなあ。」

自分を否定し、タラレバの妄想ばかりしていた。

「どうせ自分なんて、、」と思っていた。

嫌いな自分、ありのままの自分を受け入れることが難しかった。

中学生までが一番自己肯定感が低かったと思う。


だが、今は違う。

私はつい最近、社会人三年目になってやっと、自分との付き合い方、自分らしく生きることを覚えた。

自己肯定感が高い人間に生まれ変わることができた。

(「生まれ変わる」なんていうと大げさだなので、
「徐々に変わっていった」という表現が正しいかもしれない。)

それはなぜだろうかと改めて自問自答してみた。


その結果、私が現在、習慣にしようと気を付けている4つの考え方に理由があるのでは、という結論に至った。


①性格を理解し、強みに集中する

②嫌だと思うことをしない

③比較せず、自分を磨く

④すでに恵まれている


(「当たり前、かつ綺麗事じゃん。」と思われた方、すみません。
あなたはすでに自己肯定感が高い可能性がありますので、
この記事を読む必要がないかもしれません。)

私は、これらの考え方で、自分を認めることができるようになった。

幸せに生きることができるようになった。


それぞれの考え方にスポットを当てていきたい。


性格を理解し、強みに集中する

まず、自分がどういう人間かわかっていなければ、受け入れることは難しい。

自己理解に役に立ったのは、「自分を構成するもの」を書き出すことだ。

・何が好きか
・何が嫌いか
・やりたいこと
・やりたくないこと
・自分の長所
・自分の短所    などなど

今現在の自分と向き合って、書き出してみるといいと思う。

案外自分の本音を、普段は隠して生活していることに気づく。

私にとってこの気づきがとても重要だった。


また、この自己理解のステップで非常に役に立ったのは、

「ストレングス・ファインダー2.0」だ。

この本の素晴らしい点は、自分の強みの要素が分かるだけではない。

強みを理解した上で、自分を肯定することができるという点だ。
(めっちゃ褒めてくれます)

少なくとも私はこの本のおかげで、自分に芯が通ったような感覚があった。

もしあなたが今、自己肯定感が低いのなら、ぜひこの本を手に取ってほしい。
(*出版社様からお金は受け取っておりません)


強みに集中する、と書いたが、大切なことはその逆にある。

つまり「弱点に目を向けないこと」だ。

弱みを克服させるのは、時間の無駄なのだ。

今持っている才能を磨いて、こそ自分は輝く。

そしてみな輝くものを持っていると本書は語ってくれる。

「別に自分に強みなんてないしなあ。。」と思っているあなたにこそ読んで欲しい一冊だ。


人はそれぞれで、得意不得意もそれぞれだ。

「苦手なことはやらなくでいい。得意なことを伸ばせばいいんだ。」

こう考えると、心の負担は軽くなる。


②自分が嫌だと思うことをしない

私は、いろんな人を反面教師にして生きてきた。

周りにはいろんな人がいる。

親や友人など距離の近い人から、お店の人やネット上の人など全く知らない人まで。

いろんなひとからいろんな影響を受けて、私たちは生きている。


そしていろんな人と接するたびに、

「そんな怒り方せんでもいいのになあ。」
「そんな態度とらなくてもいいのになあ。」
「そんな言葉遣いはしない方がいいのになあ。」

のような心の声が生まれる。

その声の正体は、違和感だ。


自分の中で違和感を感じたこと、なんか嫌だなと思ったことは、反対にして自分の中に吸収する

「そんな怒り方せんでもいいのになあ。」→ 感情だけで怒らない
「そんな態度とらなくてもいいのになあ。」→ 横柄な態度をとらない
「そんな言葉遣いはしない方がいいのになあ。」→ 言葉遣いを正す

といった具合にだ。


心では嫌と思っていながら、それをそのまま吸収すると、ものすごい心の負担になる。

気づかないうちに、嫌なことに染まってしまう可能性もある。

「こんなことしたくないのに、やっている。」

この最悪の状態を避けるには、心が違和感を感じたその瞬間にに、
その嫌なことを逆転させて自分の信念にすることだ。

「こんなことは私は絶対やらない。私はこうする。」

これらの思いが積み重なっていくことで、嫌なことをしない人格が出来上がっていく。


自己嫌悪に陥らないために、自分が好きな自分になる。

そうすれば、自分を認めてあげることができるようになる。


③比較せず、自分を磨く

世の中には自分より優れている人だらけに見える。

かっこいい人、背が高い人、頭がいい人、お金持ちな人。

挙げたらきりがないし、上には上が沢山いる。

そんな優れている人と比較してしまったら、自己否定感が増すのは当然だ。

私達は無意識に自分と他人を比較してしまって、優劣をつけている


自分に劣ばかりつけてしまう人はどうしたらいいだろうか。

まず、自分は大したことない人間だと認めてしまうところからスタートしたほうがいいかもしれない。

その上で、自分を成長させることだけに集中すればいい。

他人は他人。自分は自分だ。

比較することに意味はない。


この世は、初期装備やステータスが全く違う人が集まったRPGだ。

最初から剣士でいい刀を持っている人もいるし、

魔法使いなのにしょぼい刀を持っている人もいるかもしれない。

もし自分が後者の魔法使いだったとしたらどうするだろう。

いい杖に変えよう、自身の魔法のスキルを覚えよう、と思うだろう。


人生も同じだ。

自分が主人公のゲームをしているのなら、頑張って成長させたいと思うに違いない。

いつまでも初期装備をあーだこーだ言っている暇はない。

他人と比較したうえで、何かを学ぶのであればいい。

ただ、何かを得ずにただ現状を嘆くだけの時間は必要ない。

自分がやりたいように、自分をレベルアップさせる。


④すでに恵まれている

今まで私は自分が不幸だと思っていた。

それはネガティブな出来事にばかり気を取られていたからだ。

環境、容姿、運。

自分ではどうしようもないことのせいにしてきたからだ。


逆に、自分はめちゃめちゃラッキーなんじゃないかと思うとどうだろう。

「自分はものすごく恵まれている。」
「好きなものに囲まれ、好きなことをし、好きな人といる。」
「食べるもの、着る服、練る場所に困らない。」
「戦争が近くで起きていない。身の危険がない。」

このように、現状を幸運だととらえると、すごく幸せな気分になる。

今生きていることすら奇跡のように感じられる。

心からそう思ってなくてもいい。

ラッキーだと思い始めると、自然と物事をポジティブに見ることができるからだ。

心理学者のリチャード・ワイズマン氏が行った10年の研究の結果によって、

自分を幸運だと思っている人の人生の幸福度が高いことが明らかになっている。

彼ら(自分を幸運だと思う人)はチャンスに気づいたり、自らチャンスを作ることに長けており、直感に従って幸運を呼ぶ判断を下します。

物事を前向きに予想することで自らが期待する結果を招き、快活な態度で不運を幸運に変えることもできるのです。


どうやら幸運だと思いこむことが、幸せに生きる一つの方法みたいだ。

自己肯定感が低かったとしても、「自分はラッキーなんだ。」と信じ込むだけで、人生は好転する。

このnoteを読んでいるあなたもラッキーだ。

このnoteを書くことができた私もラッキーだ。

noteという素晴らしいサービスに出会えた私はラッキーだ。


まとめ

だいぶ長くなってしまったので復習しようと思う。

私の中の、自己肯定感を挙げる4つの考え方だ。

①性格を理解し、強みに集中する

②嫌だと思うことをしない

③比較せず、自分を磨く

④すでに恵まれている

「そこの自己肯定感の低いお前!これをすべて実践しろ!」

なんて上から目線で言うつもりはさらさらない。

もしこれを見た人の内の一人でも、だれかの役に立てたなら私は嬉しい。

そして、これは過去の自分に向けたメッセージでもある。

自分はこれだけ成長できたぞ、という記録みたいなものだ。


自分は自分が肯定してあげよう。

あなたの人生はあなたのもので、誰のものでもない。


このnoteを書くきっかけを与えてくれたけんすうさん、

ここまで読んでくれた読者のあなたに感謝。


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