人の見た目について

外見が良いと色々と得であることは今更言う事でもないと思うが、それでも敢えて書いてみたいと思う。

私自身もう結構長く生きているので、最終的には人間は中身だということに異論は無いが、しかしながら外見で得をするのも事実である。

具体的にどういった事で得をするかと言えばこの資本主義の世の中ではやはり判り易いのはお金であろう。

特に今の情報化社会では平均より少し外見がよろしい場合にお金を稼ぎやすい。外見が悪い人からすればあまり気分の良い話では無いかもしれないが実際SNSなどで稼いでいる人達が多くいる現状は認知していると思う。

もう少し大きな視野で話をすると、皆さんもご存知の通り、現在の社会では他者と比較して外見に限らず秀でていると(お金を人より稼ぐ事が一つの成功と捉えるならば)成功し易い。

そういう意味では、外見に関しても他人より秀でていれば、それがビジネスの一つのツールとなっているだけの事である。

外見が劣っていれば他で他者より秀でるしかない。金を稼ぐだけが善では無いが、稼げないより稼げた方が数段良い。また人生を効率良く生きていくにはやはりお金は必要である。

料理で言えば、見た目が汚らしい料理より美しい料理の方が誰しも食べたいと思うだろうし、宣伝効果も高い。だが見た目は普通でも美味しい料理はやはり人々を魅了する。

まぁ見た目も良く味も良ければ猶良いのだが、料理と違って人生はそれ相応に厳しいので一人の人生で両方を得るのはごく一部の限られた人達だけかと思う。
何より他者より秀でるためには並以上の努力も必要で、遺伝子的に秀でた外見を授かった人は別として、私も含め並の人達は日々しのぎを削って生きていく必要がある。

但し男性と女性では外見の価値が違うかもしれない。フェミニストに怒られそうだが現実として建設的に考えた場合、やはり違うと思われる。

女性の場合特に、やはり『可愛いは正義』である。可愛いには全てをひっくり返す力があるとさえ思う。

私のようなおっさんが今更外見的に可愛いを目指すのは気持ち悪いので、目指す気は無いが、可愛げのある(愛される)おっさんにはなりたいもんである。



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