見出し画像

「つながる演劇祭」

こんにちは。関西演劇祭スタッフSです。
今年で5回目を迎える関西演劇祭。
「つながる」をテーマに参加団体・お客様・関係者など参加するすべての人が関西演劇祭を通してつながり続けることを願って毎年開催しています。

2019年にスタートした時はまだまだ手探りの状況で
「はたしてこの演劇祭はなんなんだ??」
「企画・制作が吉本興業って本当に演劇のことわかってるの??」
「演劇はそんな簡単なものじゃないんだ!」
などなど、様々な意見を頂戴しました。

日本全国たくさんの演劇祭が行われています。
どの演劇祭も演劇に精通された方が多数関わっておられ、すばらしい作品が世に送り出され、魅力のある演劇祭ばかりです。

そんな中で新しくスタートした関西演劇祭は同じようなことができるのか?
毎年模索し続けながら考えた結果。。
「同じような演劇祭は私たちにできるわけがない!それよりも、関西演劇祭にしかできない ONLY ONE の演劇祭を創ろう!」
ということでした。

関西演劇祭にしかできないこと。それは、
参加団体・お客様・関係者・スタッフなど、参加するすべての人がこの演劇祭を通して繋がり続けることなのかもしれない。
そういう想いで毎年「つながる」ことだけを考え、様々な企画にチャレンジしています。
関西演劇祭ならではの「つながる」といえば、公演終了後のティーチイン。
ティーチインとは、作り手と観客が作品について意見交換をする場ですが、映画にはよくあっても演劇ではほぼおこなわれていません。
これも賛否両論あると思います。
でも、毎回このティーチインがもりあがります。
関係者と参加団体との意見交換以外にも、お客様からのたくさんの意見もいただくことが多く、たまにお子様からも「あのおばあさん役は誰がやってたのですか?」という大人からは絶対にでないだろう質問で場がなごんだり、「意見ではないですがとにかくよかったです!」というコメントをいただいたり、このティーチインを見ていると、スタッフとしても今年もやってよかったなという気持ちで救われることも多々あります。

ティーチインの様子

関西演劇祭の演目は45分。演劇されておられる方には難しい尺だと思いますが、初めて演劇をみるかたにはテレビドラマと同じ尺なので、本当におすすめです!ぜひ1作品でも観てもらってティーチインに参加してください!

少し話がそれましたが、そんなこんなで今年11月に5回目を迎える関西演劇祭。過去4回の開催でたくさんのつながりが生まれ、つながり続けている人やお仕事、ファンの方がいらっしゃいます。

このコラムではそんなつながりを紹介していこうと考えていますので、不定期ではありますが読んでいただけると幸いです。
また、つながる演劇祭に参加したいという方ももっと増えてほしいと願っていますので、まずは今年の関西演劇祭にお越しいただきますようよろしくお願いいたします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?