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また歩み出す

ども甘露です(・ω・)ノ

ようやく落ち着いたので、久しぶりの登場。
というのも、こちら⬇⬇


所属する 演劇集団es 20周年記念公演
『さっきまで雨だった』が無事に終演しました。
約1年前の春、20周年記念にこちらの公演を行なうということで、
色々動き始めました。
こちらの公演と合わせて、メロープラザとの協働企画の朗読劇もあったので、そちらの稽古も盛りだくさん。

本番が近づくにつれて
『本当にできるのだろうか?』というのが頭をずっとチラついてました。

今回のこの公演。
ご覧になられた方は、お分かりだと思いますが
短編6本から成る舞台となっています。
が、

が!!
登場人物が何人か違う作品にも出ているんですね。
なので、『短編』だと気づかなかった人もいるかもしれない😅
ざっくり言うと、鈴木家の末っ子ちゃんの結婚and妊娠を点と点でつながる物語。
そんな私はと言うと…

鈴木家にはなんにも関係ない人です😂
ここが今回難しかったポイントのひとつ。

他の登場人物達はそれぞれ何かしらの関係性がすでに出来上がっています。
私は何も出来ていない( ´・ω・`)
なんの関係性もない中での会話劇。

さらに私を悩ませたのが、同じ作品で出演する相手(Aさん)です。
今回初めての共演。
稽古だけしか一緒にいる時がなく、
今回のような会話劇を行なうにはとても作り上げるのに時間が足りないくらいでした。

稽古で指摘をされ、『このままじゃ、やばい』と感じたその時、
とある体験レッスンのお知らせの通知が来ました。

『これだ!!』と思い、Aさんを誘うと快諾。
この体験レッスンがきっかけで、ただセリフをなぞっていたのが会話劇にやっとなりました。

もうひとつの難しかったポイント。
演じた役の気持ちに寄り添うということ。
今回演じた役。幼い頃に大好きだった母を亡くし、苦手な父と助け合いながら生活をした女性。そして父を看取る。

何ひとつ経験した事ないこと。
経験した事ないことは調べたり、想像したりすることで、役を膨らませて厚みを作るのが多いと思います。
ただ今回は想像をしても中々膨らませるのに時間がかかりました。
なので、話し方から、某アニメ作品に出てくる女性を思い出し、そのキャラをイメージしながらやってみることから始めました。

次にセリフ一つ一つを分解・分析してどんな気持ちで言っているのかという作業をコツコツ行ない、稽古で試しては修正してを繰り返しました。そうしていくうちにようやっと自分の中で役に寄り添うことが出来たのではと思います。

今回は、本当に今までにない経験でした。
当日は約220名もの方々が来てくださいました。

ご来場してくださいました皆さま、本当にありがとうございます。

また皆さまにお会いできるのを楽しみに、これからも励んでいきます。
今回の公演を経験して、やっぱり自分は演劇が好きだなと再実感しました。


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