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偏頭痛と私

 おはようございます。或いはこんにちは。こんばんは。残暑が厳しい日が続きますが、皆さまはお元気でしょうか?私は正直首肯しかねます。正直、いま元気かと問われると「いいえ」です。今日は、私の持病である、偏頭痛について書いていこうと思います。

 これを書いている只中も偏頭痛の前兆に見舞われていて、最後まで書き終えられるか不安が拭えません。偏頭痛専用の鎮痛剤は、先程服用しました。お薬が効くまで、何かしていたら気でも紛れるかと思って、今日のnoteを思いつきました。最後まで読んでいただけると、嬉しさのあまり、痛みが吹き飛ぶやもしれません。

 まず、偏頭痛の罹患歴と、初発の症状について書いていきたいと思います。

 はじまりは、大学時代だったように思います。何回生の頃かまでは覚えていませんが、大学時代に雨が降ると頭痛などの不調を来して調子を崩しがちだったのを覚えています。

 次に、偏頭痛の症状について書いていきたいと思います。注意なのですが、症状には千差万別あります。症状の出方や程度や頻度は、本当に「人による」としか言いようがありません。これは偏頭痛に限ったことではなく、他の疾患に対しても当てはまる事だと思います。非医療者の分際で偉そうなことを申し上げて済みませんでした。

 改めまして、「わたくし、未柑」の場合の偏頭痛の症状について書いていきたいと思います。

 まず、言わずもがな頭痛が挙げられます。(これは別の機会で書くかもしれませんが)緊張型頭痛とは異なり、頭部の片側に強い痛みを生じる、という特徴があります。他にも、目の痛み、吐き気、嘔吐、目眩、微熱、自律神経症状を私は偏頭痛の時はほぼ毎回体験する羽目になります。それだけではなく、「また偏頭痛の発作が出たらどうしよう」という予期不安で外出が怖くなり、殆ど引きこもりと化しています。

 偏頭痛には前兆があることが知られています。無い人も居るようですが、私は前者であり、後者でもあります。つまり、時と場合にもよる、ということです。前兆の時点で偏頭痛の発作止めを服用すれば、大抵痛みは軽くなります。私の場合は、です。

 ですが、厄介なのが、前兆を呈さず、なんの前触れもなく痛みが私を襲う場合もあるという点です。その際は、普通の鎮痛剤と偏頭痛の鎮痛剤を服用し、それでも痛みや不安、イライラなどの精神症状が治まらない場合は、精神科で処方していただいている頓服を規定量のんで、いわゆる「寝逃げ」に走ることが多いです。痛みで眠れないことの方が多いですが、これで眠れたら御の字、くらいの気持ちでいると少しは気持ちが楽になります。


 続いて、私が脳神経外科を受診するに至った経緯を書いていきたいと思います。

 当時のお薬手帳や記録を紛失してしまったため、細かい部分までは思い出せませんが、(恐らく)4、5年ほど前が初診だった様に思います。その頃は、頭痛で仕事を休みがちで首の皮一枚で繋がっていた、と言っても過言ではありません。色んな意味で、ぎりぎりの際(キワ)を歩いていました。

 診察当日。頭部片側の激しい痛み、随伴して起こる目の痛み、眩しい光(戦記暗転)、肩の痛みなどについて、医師に話しました。 念のため、ということで、CTを撮っていただきました。結果は良好。異常なしとの判断で、偏頭痛と緊張型頭痛の診断が出ました。  その当時はまだ偏頭痛治療薬が処方で出ませんでした。存在も知りませんでした。ロキソニン等のみの処方されました。

 ある日、仕事中、耐えがたい頭痛で早退してしまい、会社近くの病院に駆け込みました。予診の際、看護師さんに健康上の悩みを余すことなく打ち明け(勿論、偏頭痛のことをメインに)ると、看護師さんは、「つらかったでしょう。医師が偏頭痛のお薬を出してくれますから、少し待合で待っていてくださいね」と仰ったので安心して指示された通り、待合室で待機していました。しかし、待てど暮らせど呼ばれる気配が皆無であった。患者さんもどんどん少なくなっていく。外もだんだん暗くなっていく。痺れを切らし、催促に行こうとしたその瞬間、違う看護師さんに呼ばれたので、ごちゃごちゃした感情が直ちにスンッとなりました。しかし、そこで言われたのは、耳を疑う様な事でした「医師は、コロナのワクチンで不在なので偏頭痛のお薬はお出しできません」「ロキソニンとデパスを同時にのんだら効くので、そうしてください」と言われ、半ば追い出されるような形でお会計を済ませ、その病院を後にしました。この後登場するか分かりませんが、便宜上K病院とさせていただきます。

 悔しかったのが、一度は私を期待させたことである。人に期待しなければ、裏切られても無傷だろう。だが、それは人としてどうなのか、という疑問が絶えない。

 それに、私は精神科でデパス(エチゾラム)を処方されていて、不安が激しい時だけでなく、眠れないレベルで肩こりが痛いときにも使用していた。なので、その看護師に言われる前から自分の体験としてロキソニンとデパスの飲み合わせも知っていたし、そこまで痛みが和らがず、途方に暮れるまでをセットで知っていたのである。

 月日が経って、現在から二年程前。 偏頭痛によるQOL悪化が激しく、とうとう重い腰を上げて初診の病院にかかった。その当時は、インターネットで知識をつけていたので、偏頭痛治療薬だけでなく、偏頭痛予防薬なる薬の存在も知っていた。

 診察で、偏頭痛が及ぼす心身及び自律神経への悪影響について切実に訴え、見事、偏頭痛治療薬と偏頭痛予防薬を処方していただけることになった。それに加え、偏頭痛の漢方まで処方していただいた。神、である。地元に脳神経外科が皆無なので、どうか主治医には長生きしてほしい気持ちでいっぱいである。

 それから、完全とは言えないまでも、確実に偏頭痛の波をコントロールすることができてきている。主治医の適切な治療の賜物である。現在も、月に一回受診し、体調のことを相談してお薬を調整したり、継続したりして処方していただいています。

 このように、かつての私の様に「体質だから治らない」と諦めてしまう前に、頭痛で悩まれている方は一度、脳神経外科や頭痛外来を受診されることをおすすめします。既に受診されていらしたらすみません。

 noteを執筆していたら、気が紛れて少し頭痛の痛みが緩和しました。読んでくださる方々の存在は偉大ですね!

 過言ではなく、脳神経外科受診により、雨の日の恐怖心や不安感が和らいだので、今回のテーマとさせていただきました。 長々とすみません。

 最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。あなたに良いことが起こりますように!

それではまた、電子の海でお会いいたしましょう!

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