嘘とごまかしだらけ

さて、まんまと今期の副理事長になったわたしたち。

今回（前期末）の通常総会の残りの議題は次の通り。

１．インターホン交換工事

２．マンション総合保険の契約更新

３．管理委託契約更新

４．今期の収支予算案

１番に関しては問題なく議決。

２番も、必要な保険であるので、さらっと議決されたのだが、この議題がこの後、管理会社の大嘘とごまかしを暴く大事なネタとなる。

３番の議題になって、管理会社担当者の言い訳にしか聞こえない、謝罪と称する自己弁護があった。総会が遅れた理由としてコロナ蔓延をあげていたが、昨年の１２月はちょうど感染が収まっていた時期であり、言い訳にもならない。
組合員からも、「今後このようなことが起こらないための対策はあるのか」「そもそも人手が足りないのでは」「担当者がすぐ辞めて引継ぎができていない」「社外の業者に丸投げしすぎ」「社内にはマンション管理の専門家がいないんだろう」という質問があがったが、それに対して、

「現在、社員を募集している」「社員が増えればこのようなことは起こらないはず」とか、「コロナ蔓延の際はオンラインでの総会ができないか検討する」とか、的外れの回答しか出なかった。

わたしたちは、この日は厳しい追及をせずに何も知らないふりをしていようと決めていて、

「今、社長を除いた社員は何人ですか」と質問してみると「４人」という回答。その後、他の組合員から「何棟のマンションを管理しているんですか」という質問があり、「１９棟です」という回答。

このやり取りがのちのち、わたしたちの調査結果が正しいことを証明してくれることになる。

そして、４番で、管理会社が自分たちの怠慢をなかったことにしようとする態度が明らかになる。

わたしは、この総会内で報告された漏水工事の費用が前期の決算にも今期の予算に入っていないことに気づいたので指摘したところ、「あ、そうですね、すみません、もれてました。入れておきます」という返答。

ところがところが、予算からもれていたのはこれだけではなかったのだ。これがこの後、管理会社を替える理由に充分値する大問題に発展する。

だいぶ楽しくなってきた。

次の話は、いい材料を敵の方から提供してくれたぞ