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開かれた理事会を目指す その1 アンケート回収

~今までの流れ~
2021年11月中旬にインターホンが使えなくなる
2021年12月に行われるはずの通常総会がなかった
2022年1月にも通常総会は行われなかった
2022年2月中旬、やっと通常総会が開催され、インターホン工事が決まり、副理事長に就任する
2022年3月中旬、管理会社抜きの臨時総会を開催、管理会社変更を検討することになる
2022年3月下旬、ついにインターホンが開通する

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さて、3月の臨時総会後、わたしたちはいよいよ、管理会社変更へと動き出すことになった。

管理組合の賛成多数を得るため、まずは理事会を信用してもらわなければならない。理事長の渡辺さんはわたしたちより年配の慎重派の方で、理事会が独占的に進めようとしていると思われるとうまく行かない、あせらないでゆっくりやりましょう、とよくおっしゃった。

このことで後々、理事長とわたしたちの意見が衝突することになる。が、「わたしたちの財産を守るため、管理会社を替えなければならない」という点で目的は一致していたし、理事長の助けなしでは何も進めることができないので、理事長のおっしゃる通り、しばらくは組合員のご機嫌取りをすることにした。

そもそも、管理会社が積極的に管理業務をしていなかったため、インターホン以外にもいろいろ直してほしいと思っていたことが、わたしたちにはたくさんあった。住民のみなさんも当然そうだろうと思い、それを吸い上げるため臨時総会のときにアンケートを配っておいた。うまく対応すれば、今まで管理会社がどれだけ怠慢だったかをみなさんに改めて認識してもらえるのでは、とも考えていた。

理事長はアンケートの回答数が意外に少ないと気にしていらっしゃったが、臨時総会の出席者(総数の6割)のほぼ全員から回答があったことを考えると、自分の意見を発信するタイプの方がそれだけしかいないんだろうと思われた。

管理会社への要望については、とにかく仕事が遅い、要望はもう今さらない、早く管理会社を替えたい、という意見。

理事会に対しては、透明性を持ってほしい、話し合いの内容を知らせてほしい、大事なことは総会を開いてほしい、という意見。

そして、具体的に何をしてほしいかを聞くため、「困っていることはありませんか」と聞いたのだが、具体的な回答があったのは5件だけで、そのうち1件は理事長、3件はうちの要望で、これにはびっくりした。長年にわたって徐々に不便な生活に慣らされたせいで、もう何が不便かもわからなくなったのだろうか…

しかし、この後わたしたちは、住民の要望以外のトラブルにも奔走することになる。

次の話は、


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