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【関連図】病態関連図のない関連図を作成するポイント!

関連図の書き方に悩んでいませんか?

関連図を書く方法でよくあるのが、見本になる関連図を参考に、情報を盛り込んで行く方法です。

しかし、有名な疾患(脳梗塞、大腿部頸部骨折など)の関連図は、雑誌やインターネットで探すことができますが、マイナーな関連図は見つかりません。
関連図を書くのに、見本になる関連図が無いのは致命的です。

私は関連図作成代行を行い、たくさんの疾患で関連図を作成してきました。
先天性疾患や、腱板断裂などのマイナー疾患も作成しています。
ココナラでの販売実績も☆4.71を獲得しており、多くの人にご満足頂いております。
そんな私が、マイナー疾患の関連図を作成するために行っている方法をご紹介します。
この記事を読めば、どんな疾患が来ても関連図の作成に困ることはありません。

関連図はアセスメントを書くより簡単です

なぜなら、アセスメントは日本語の文法(主語、術後、形容詞、接続詞など)を正確に使い、伝える技術が必要だからです。
しかし、関連図は文法など不要。
文法にあたるところはすべて矢印でつなげるだけでOKです。
関連図の完成品を目にすると気後れしてしまいますが、長々と文を書くより簡単です。
関連図は簡単に書けるんだ!という前提を頭に入れながら、読んでください。

関連図を書くにあたって、関連図に書くものを覚えておきましょう

病態も含めた関連図を書く5つのポイント
1.病気が原因で起こっている体の変化
2.命に影響を及ぼす病態や増悪因子
3.治療によって起こる体の変化・反応
4.病気や治療、入院に伴う障害、日常生活の変化
5.回復過程に影響を及ぼす、療養行動・環境

5つのポイントを押さえる10の項目
①病気になるメカニズム
②病気が引き起こす体の変化のメカニズム
③具体的な症状
④病気を悪化させる要因
⑤必要な治療
⑥治療による変化(作用・副作用を含む)
⑦病気や治療で発生した障害や日常生活の変化
⑧実際の症状
⑨治療や療養に必要な環境が整っているか
⑩治療や療養に影響を及ぼす行動や環境は何か

たくさんあるように見えますが、
①〜⑥は病態関連図(見本になる関連図)
⑦〜⑩は受け持ち患者から情報収集した内容
の2つに分けられます。

実習で情報収集した内容を、見本になる関連図に落とし込めばいいだけです。

受け持ち患者の情報は、自分で集めた情報なので、イメージも湧きやすいと思います。

問題は、病態関連図です。

無数にある病気のメカニズムや、病気による身体的変化、治療法に治療による変化をまで覚えることは不可能です。

資料も、教科書や参考書など多方面から集めなくてはならないので、情報を集めるだけで疲れてしまいます。

こんなときに役にたつのが、見本になる関連図です。

見本になる病態関連図は、①〜⑥が一通り書かれているので、実習では重宝します。

しかし、病態関連図は、有名な疾患(脳梗塞や心筋梗塞、心不全、消化器系がんなど)の関連図は豊富ですが、マイナー疾患はありません。

知らない疾患の関連図を0から書くのはとても大変です。

今回、どんな疾患でも見本となる関連図が書けるように、私の関連図作成方法をお伝えします。

これを知れば、ネットで情報収集して、関連図を作成することができます。

マイナー疾患にも対応できるよう、見本となる関連図の書き方を学んでいきましょう。

受け持ち患者情報の落とし込み方、個別性の出し方まで紹介します!

見本になる関連図作成の大きな流れ

・疾患の情報収集
・情報収集した内容の整理
・見本になる関連図作成
・受け持ち患者情報を落とし込む
・関連図完成

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