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還暦ゴルファーの徒然草 「やっぱりこの仕事が好き」

こんにちは。還暦ゴルファーです。
沖縄は今日も青空。
ベランダから見える海もキラキラ輝いています。

新しい学校での2回目の授業が終わりました。
大人6名、学生7名、合計13名の入門クラス。
50歳代のロシア人の方は、今日もスマホでホワイトボードの板書を写メしながら頑張っていました。

歳をとってから外国語の勉強をする大変さは、本当に良くわかります。
私自身も54歳の時に体験しました。

日本国際交流基金から日本語パートナーズとしてインドネシアに派遣される際の1ヶ月間研修。
午前中は毎日インドネシア語の学習で、毎週土曜日にテストという経験をしました。

1ヶ月で1冊のテキストを終わらせるというサバイバル学習。毎日毎日新しい単語を覚えるのですが、使いこなせるどころか定着すらままなりません。

「知恵熱が出るってこういう状態かも…」
というくらい、いっぱいいっぱいの毎日。

彼は仕事も忙しいらしく、自宅学習の時間があまり取れないとか。それでも本当に一生懸命です。

今日は少し時間に余裕があったので、新出語彙の書き取り練習をしてみました。

「あ」と「お」を間違えていて、指摘してもすぐに「ピン!」と来ない様子。そうなんですよね。歳を取ると勘が鈍るのか「あっ!」と即座に反応する事が少なくなります。

周りの学生も彼の事を気にかけて、色々教えてあげています。こういう雰囲気は、とても良いですね。

ネパールの学生は「ン」と「ソ」、「シ」と「ツ」の区別がやっぱり苦手な様子。
母国である程度学習してから来日するのですが、教えてくれる先生がそもそも…だったりしますから。(教え子が向こうで教えていたりします)

ひらがなもデザインとして見るからでしょうか、とても独創的です。個人的には嫌いじゃないですが、一応指導します。

漢字圏の生徒は結構きれいに書けていて、基本的な「トメ」「ハネ」「ハライ」が理解出来ているのが大きい様に思います。


日本に住んで、学んだり仕事をしたりする上で「日本語が出来ること」は大きな力になります。未来を拓く鍵になります。

今は本当に大変だけれど、挫けず楽しく学びを進めていって欲しいと思います。そして私は、そんな学生達の力になりたいと気持ちを新たにしました。

私はやっぱりこの仕事が好きです。
この年齢で好きな仕事を続けられる幸せ。
私もベストを尽くして頑張ります!



最後までお読みくださり、ありがとうございました。皆さまが今ベストを尽くしている事は何ですか?「やり切った〜!」と言える様に頑張りたいですね。

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