大丸・パーソナルカラー診断レポート
大丸でパーソナルカラー診断を受けてきました。
「ファッションナビ プレミアム」の「ファッションタイプ診断」というメニューに入っているもので、顔(輪郭)の形の診断・骨格診断とセットになっています。
全体の感想
アナリストさんがいいところを見つけてくれて励みになりました。
実際に色布(ドレープ)を当てたことにより、1st/2ndシーズンだけを聞くのとは違う、実践的な体験ができたと思います。
当てた印象が「いい」に分類できるような場合でもどんなふうにいいかは一通りではない。
1st/2ndシーズンに入らないシーズンのドレープにも「これもいいかな」というようなのがあった。
以下詳細。
診断申込動機(の記憶)
【幅広さ】普段自分が着ない色を含めて、一度に幅広く色を当てたい。普段は着ていない色・試していない色の中からも似合う色を探したい。
【「似合う」判断の基準】自分が似合うと思う色が他の人から見ても似合うように見えるのかが気になる。
【実践】実際の服も見てみたい。(診断後、大丸にある服を見ることができるとのこと)
受けた診断の方式(12タイプ)と場所・時間の概要
方式:最も「合う」1stシーズンを「スプリング・サマー・オータム・ウィンター」の4つの中から決め、2ndシーズンを1stシーズン以外の3つの中から決める方式。なので合計12タイプ(4×3)。
場所と光環境:店内の一室。窓はなし。全身鏡。
注意点:私が行った大丸のお店では、診断は独立した部屋で行いました。
ただし、別の大丸のファッションナビカウンターを見てみたところ、婦人服フロアの中で「天井には届かない高さの」仕切りで区切られた場所でやっていそうなところもありました。そうなると、他のショップの照明の影響を受けてしまうかもしれません。
大丸で受ける方は、受診前に場所を確認したほうがいいかも。時間:トータルで約2時間。パーソナルカラーは1時間ほどでした。
診断の流れ
少しうろ覚えですが。
カウンターで話す。ヒアリングシートのようなものに記入する、説明を受ける、別室に移動する。シートの項目についての質問・回答など。
色素チェック
ドレープ当て。その流れの中でシーズンの決定。
ピンク、白、黄、赤……など、それぞれの色の系統について、4つのシーズンに当たる4枚のドレープを順々に当て、顔色の変化を見ていきました。
色の順番はよく覚えていないのですが、たしか最初はピンクか白。私の場合はシルバーとゴールドは後のほうに当てました。
同じ色セットの中では、サマー→オータム→スプリング→ウィンターの順だったように思います。
ドレープ当ての途中にも、どんな色を着てみたいとかいうような会話があったような気がします。
決定後、当てなかったドレープをざっくり見せてもらい、気になる色を当てる・おすすめの色を聞く、などなどの時間が。積極的質問タイムでしょうか。また、配色の話も聞けました。
事前予想と診断結果
事前にブログや動画などで基本的な情報を知り、診断レポートを読みもしていました。その上での予想と診断結果がこちら。
事前予想:ウィンター・オータムのどちらかは入る。
(どちらも入りそうって思っていたかも?)診断結果:1stウィンター、2ndサマー
予想の理由
チェックリストの自己診断系ではオータムとウィンターが強い。
自己診断があまり当てにならないと言われていても、引きずられるところはある。
なお、撮影系アプリの診断では結果がまちまち。
自己認識として、全般的に明るめの(ブライトトーン的な)色より濃い(低明度の)色が似合うのかなと思っていた。
→オータム・ウィンター?紺の服は似合うと言われることが多いような。
顔色とのコントラストがつくときらっとする気がする。
肌は黄色っぽいという認識
→チェック式自己診断でよく出てくるイエローベース要素
(「黄み肌ブルベ」が有名になった時代では、もはや「当てにならない」の筆頭感がありますが。でも、黄色系だとブルーベースでもニュートラル寄りが多いのかな? とはちょっと思ってたかも)その認識を支える記憶の例:複数人で撮った写真で、際立って顔が黄色かった。
ただし、健康的な黄色というよりは、陰を感じる緑がかった黄色にも見えるような。また、血色の出るところはピンク・紫っぽく見える気がする(黄色とのコントラストでそう見える可能性も?)。
一方で、服の黄色っぽさが強いと顔がよけい黄色くなると思えた。(このため黄・橙に苦手意識)
→イエローベース度合いはあまり強くない?暗いカーキならいける気がする。(※診断後補足:海松色っぽい色とか)
→オータム要素?
ただし、青い服でも顔が黄色っぽく見えるものがある
→ブルーベースだと言い切ることには躊躇い
ここから、実際に診断を受けて言われたことなどの話。
診断中、ドレープを当てる前に見た体の要素など
腕の裏側
血管は緑と紫両方ある様子でした。色は白っぽいみたいです(インドア生活のためか……)。
髪色
ソフトブラックとのこと。
目の色
赤茶とのこと。黒目と白目のところはソフトらしい?
補足:ただし、別のタイミングで、目の印象についてシャープだと言われました。(……「睨んでる?」「こわい」はあるある……)
顔の色
色素チェックしてもらった時点では、緊張のためか、頬のあたりが赤(ピンク)っぽくなっていました。(なので半ば「地の色とは?」状態だった可能性も)
なお、眉のことは、色素チェックでは言及されなかったのですが、ドレープ当てのときには印象の変化について触れられました。(眉が濃い)
ついでに、このとき着ていたトップスがサマーの色だったようで、言及されました。
ドレープを当てた時の変化など
判定に至るまで・各セットの印象
判定までの状況変化の概要。
最初の方の明るめの色を当てていたときは、大まかにサマー>ウィンター(ちょっと険しくなる)>>(ぱっと見てこれは……の壁)>>オータム。スプリングは白が○でしたが、他はちょっと。
後半の(低〜中明度?)色になるとウィンターが強くなっていく。きりっとしたりとか眉が黒々としたりとか目力が強まったりとか。(なお、このころには顔の赤みはおさまってきていたかもしれません)
もう1stと2ndが冬・夏であることは決まり、あとどちらが1stかという感じでした。ウィンター判定。(目力!)
絞り込みでは、ウィンター・サマーに分類されるいくつかのドレープを当て比べた(青系とか)のですが、これは納得でした。
特に色セットごとの変化など(どんな順番で当てたかはよくわからない)
ピンク:サマー>ウィンター。2番目に当てたオータムがあまりにあまりで笑ってしまった。
アナリストの方はこのあたりで赤みに言及されていた気がするのですが、自分の印象としてはとにかく黄色。
白:サマー(透明感)、スプリングもいける。ウィンターはちょっと険しく見える感じ?
黄:サマーとウィンターがいける。
赤:サマーとウィンターで迷われ(ウィンター優勢だっけ?)。
トマトレッドのオータムドレープで顔が黄色というかトマトというかみたいな。
緑:オータム色の緑が(あまり明るくない緑だった気がしますが)やっぱり浮く。緑は青緑とか推奨らしい。
青:
オータムのドレープもいけると思った唯一のセットでした。服だったら全色ありだと思っていそう?
その中でもウィンターとサマーがいけるみたいです。(ウィンター強し)。
ウィンターは(あ、これだ)というような感覚があったような記憶。
なお、青のセットで使われたドレープは、全体的に、あまり明るくない青だったように思います。
ベージュ:よく覚えていない
オータムの緑かベージュを当てたときに、土偶というか、土に溶け込めそうな顔色になっていましてショック。笑えてきて、自然に云々とか口走った気がするのですが、アナリストさんから、キャンプに行く時でもその色は避けるようにみたいに伝えられたような。
シルバーとゴールド:
シルバーしっくり。ゴールドは劇の衣裳っぽさ(?)
印象の傾向・特徴抽出
いくつかのドレープについて、似た印象を覚えることがあったと記憶しているので、それをメモしておきます。
印象1: 顔の輪郭がぼやける、ふくらむ
スプリングのドレープのいくつか。オータムは印象2の方が強かったけれど、印象1もあったかもしれません。
印象2: 顔が黄色く見える、また土っぽく(?)
オータムのドレープの中で印象的だった印象。
この変化はインパクトが強い。
印象3: 透明感
サマーのドレープに多い。
印象4: 目力、髪と眉の変化、輪郭が引き締まる
ウィンター診断の決め手になったものたち。
明度がそこまで高くないドレープでいくつか見られたように思います。一部のドレープを当てて、ああウィンターが1stになるんだなという納得感があったような。
印象5: ちょっと硬い?
ウィンターのホワイト
[補足] ブラックは今回当ててなかったはず。自分の経験としては、黒といわれる衣類でも色味や素材(光るとか透けてるとか、厚いとか薄いとか)によって違った表情を見せるな、と。自分は、衣類によってはコントラストいけいけになるものの、衣類によっては暗さが目立ち、「黒」オールウェルカム! ではない気がします。
感想や疑問:
(明度)
たとえば明るい色でも「ぼやける・膨らむ」みたいなネガティブな印象が先立つものと「明るさや透明感が出る」みたいなポジティブな印象が先立つものと、それを分けるのはなんなのか?(色相と色味)
例えばウィンターの黄色(レモンイエロー)のほうが、オータムの緑よりも色相として「黄色」寄りになるのではないかと思うのですが、2つのドレープの印象として、後者のほうが浮いたように見えたのはなぜか?
実際に「黄色に近い」・「青色に近い」ことと「黄みを感じる」・「青みを感じる」の違いは何か? 顔に当てたときの印象の差はどこからくるのか?広い意味での目の錯覚(視覚処理:同じ灰色を黒の中に置く状況と白の中に置く状況で違う色に見えるとか、ナチュラルハーモニー・コンプレックスハーモニーみたいな話とかも関係するのか? 顔の反射?
診断で使ったドレープについての感想
診断で使うドレープがみんな同じものかどうかはわからないのですが、私のときは、明度高め〜中間〜やや低め(青・緑)のセットが多かったかな? 明度がかなり低いセットはなかったような(ただ、超低明度は4シーズン分ないかもしれないのですが……)。
あくまでも自分の記憶では、なのですが、PCCSのトーンの左下に入るような色はあまり使われなかったような? 16分割ディープオータムやディープウィンターで出てくるようなトーン。あとミューテッドオータム系もあまりなかった?
診断で使われなかったトーンの印象を見たい場合はアナリストさんに確認するのがいいのかと。
改めてですが、ドレープを使って印象変化をみることは、店頭での試着に対して(1) デザインが統一されている (2) 同じ色セット(赤とか)にも複数のシーズンに分類される色がある、のが特徴的かな、と。数十色展開されてる服を見れば参考になるかもしれないのですが。
診断結果の咀嚼について
帰宅後
家に帰ってみて、服に青が多い! と認識。
診断中にはさまざまな色相の色を見ていたから、持っている服を新鮮な目で見ることができたのかもしれません。こういう診断結果でしたが、オータムの低明度系、スプリングの高明度系にはいける色もあるかなーと。取り入れたい。(ダークな色かっこいいじゃないですか! 使いたい!)
しかし受診してから日が経つと「青……無難……」になってきてる感じがしてる。
診断結果と事前予想との違いについて
ネット上の自己診断の影響
ネット上の自己診断だとオータムが出やすい傾向があるらしいのですが、自分も、自己診断の結果におけるオータムの強さに引きずられた可能性はある。
服の数と「似合う」認識
近い色合いの服を多く持っている場合、その中での似合う・似合わないを認識しやすいかもしれない。そのため、「青」や「赤」などの粗っぽいラベルで考えたとき、絶対に似合う! という自己認識になりにくいかも。
一方で、着た経験が少ない色合いだと、買うまでのハードルが高く、自分でしっくりくるものでないとなかなか買わない→持っているものについては「この色OKじゃん?」となりやすいかも。
(あくまでも自分の経験を振り返って、ですが。)
自己防衛?
青系が好きだったのですが、仮に、ずっと好きな色の系統がもし似合っていなくて、(似合っていないこと自体は別にいいとしても)それを自覚していなかったら、と思うと恥ずかしい。だから、「似合っていませんよ」と言われても「まあね、わかってますから」と言えるような自己防衛をしていたという可能性が。
おまけ:サマーを頭の中で候補から外していた理由
すごくサマーっぽい色合いの服がとても似合う人を知っていて、比べると自分は濃い系かなと思った……というのが関係している?
サマーとウィンターの具合
あくまでも予想ではあるのですが、現時点だと、毛→ウィンター、顔の皮膚→サマーの傾向はあるかもしれない(インドア生活で色が薄くなったのも影響?)。
より印象的になるのがウィンター系の色(赤〜青〜緑?)。ただし黒白オンリーだと(質感などによりますが)顔の暗さや硬さに影響が出るかも? サマーサマー的な色は身につけると穏やかではある。服を一色に限る必要もないので、重ね着や柄を試してみると面白そう。
マスクをつけるなら、黒・紺のマスクで顔の皮膚をある程度覆ってしまうことにより、皮膚の影響・弱にするって手も。冬はありかな。
一般論として言われてそうな話ですが、どういう印象を出したいのか次第でもある。
受診動機と照らし合わせて
幅広い色→
丁寧に見ていただいて、その中で数は限られながらも、やはり普段当てないような色を当てることができてよかったです。
(1) 「赤」や「黄」というような色系統(←個別の色と区別するためにこう呼びます……)の中でも4つ分当てることができたので、色と自分との関係に抱いているイメージ・所感がより細かくなったというか。たとえば「黄色似合わないから黄色っぽいのは避ける」ではなくて、「黄色っぽいけど見てみよう、この黄色ならいいかな……」になるといいますか。
(2) 普段いく洋服屋さんで見ないような色(ピンクと赤の間みたいな鮮やかな色)なども見ることができて、知っていることの範囲が広がる。自分にとっての似合うと人にとっての似合う→
アナリストさんと結構共通していたようでよかった。実際の服も見てみたい→
Oh残り時間が……という状況になりましたが、最後に軽くお店などを回り、コメントをもらう感じでした。これについては、パーソナルカラーの後に受けた骨格診断系の話が多かったかな。
その他
感想
アナリストさんがほめてくれてありがたかった……。
「青い服でも顔が黄色っぽく見える場合がある?」問題
青い服にも顔が黄色っぽく見えるものがあるような気がします。
服に光が反射したときにどんな色に見えるか(黄色っぽく見える布もあるので)、というのも関係するのでしょうか。
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