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事前知識ほぼゼロ展示巡「やまと絵 受け継がれる王朝の美」編

やまと絵。
知っていることは昔の日本の絵ってこと。


行った経緯

まず、なんでなんも事前知識がない状態で行くかってなった経緯について。名前は出さないけど、とある配信者さんの影響がでかい。あとは、たまたまX(旧:Twitter)で流れてきて気になっていたのもあるかな。元々、美術館とか博物館とか行くのが好きなのもあり、ふれたことないやまと絵ってどんなものか気になったのもある。

いざ、展示会場へ

たまたま学校が早く終わる日があって、丁度いいということで早速行ってきた。もう10月なのもありカーディガンを着ていったけど、失敗だった。普通にまだ暑かった。それはさておき、ひぃひいと言いながらも向かったトーハク(東京国立博物館)。ここに来るのも今回で4回目。ようやく地図が頭にしっかり入ってきたところだ。受付でチケットを買い、いざ入場!目指せ平成館!

な、なんじゃこりゃ?!

驚いたことに平日だって言うのに想像していた倍の数の人がいた。いや、なんでこんなにいるんだと言いたくなるほどに人が多かった。平日の昼間だから少ないだろうと思っていたが予想は大きく外れてしまった。そんな驚きとともに荷物をコインロッカーに預け、いざ展示会場へと行った。

行ってみて

いざ会場に入ってみると、入り口は雅できらびやかな雰囲気だった。やはり、想像以上の人で驚いた。さて、見るかと回ってみると序章は屏風がたくさんありどれも迫力があり、特に山の迫力はけた違いだった。それにしても、色はこんなにもきれいに残るものだと思うとここまで保存してきた先人たちに感謝しかない。そして、1章に進むと今回の目当て、四大絵巻を目指し近づいてみようとしたのだがやはりこの展示の目玉ということもあり、人がたくさんいて観るのも一苦労した。おとなしく列に並んでみていたが、ゆっくり見れたのでその点ではよかったかもしれない。
信貴山縁起絵巻【飛倉巻】は見ていてひとりでどうしてそうなった?と心の中で笑いながら見ていた。なんせ大量の米俵が飛んでいるのだからおもしろおかしい。伴大納言絵巻は、人々がとにかく多くいて皆慌てふためいてるように見えたり、余裕があるように見えたりと面白かった。また、燃え盛る炎に黒煙の迫力はとても見入ってしまった。この絵巻は、応天門炎上事件を題材にしているようで後々調べようと思った。そして何よりも楽しみにしていた鳥獣戯画!今回展示されていたのは甲巻だった。擬人化した動物たちがとてもかわいかった。生き生きとした姿がとてもよかった。教科書で見たことがある部分もあり、あ!見たことあると思いながら観ていた。
他にも、百鬼夜行絵巻や蒔絵箏などいろいろ好きな作品ができた展示鑑賞だった。

まとめ

この展示を通して、感じたことを箇条書きで書いて行こうと思う。
・思った以上に表情が豊かだった
・鳥獣戯画や百鬼夜行絵巻、天狗草子のように人外が描かれている作品が意外にも多かった
・濃淡がはっきりした絵もあれば白と黒だけの絵、色鮮やかな絵などさまざま
・緑が使われている作品がたくさんあったが、どのような顔料を使っていたのだろうか
・屋根がない作品が多い
などなど、初心者なりに思ったことがたくさんあった。
今回は何も知識がなかったということで、次は知識をつけて見に行きたいと思った。


お土産で買ったもの①
お土産で買ったもの②

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