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塞翁が馬 (4年 内山真一郎)

私はサッカーが好きで一生サッカーをしていけたらいいなと思っていた。なんとなくプロになれたらいいなと思っていた。好きだからとか、楽しいからとか、そんな気持ちで漫然とサッカーをしていた。だがそんなに甘くはなかった。人生を賭けて戦って、初めてプロになれるかどうかという土俵に立つことが出来る。そんな覚悟も勇気もない私は、その土俵にすら立てていなかった。そんなことを学ぶことができた良い4年間だった。

指導者やスタッフの皆さん、4年間ありがとうございました。毎週の遠征でのバスの運転やその他諸々、皆さんのおかげで素晴らしい環境で、サッカーをすることができました。
4年間ともに過ごしてきた同期のみんな、こんな扱いづらい僕と一緒にいてくれて、ありがとう。幸せでした。僕のことをインドアだと思っている人が多いと思いますが、そんなことないので結婚式には呼んでください。絶対に行きます。
 後輩の多くの人は、僕のことを不愛想で怖い人だと思っているかもしれませんが、僕は人見知りなのであんな感じになっているだけです。実際はそんなことなく、愛想があってとても優しいです。もっとみんなと仲良くしたかったです。
 家族のみんな、こんな僕をいつも暖かく見守り、支えてくれてありがとう。これからは自分が支えられるように頑張ります。

大学3年生の10月から公務員試験の勉強を始めて、なんとか山口市役所に合格することができました。5月に教育実習もあり、自分の中で完璧な状態ではありませんでしたが、持ち前の集中力を活かし、試験中に全集中し、何とか試験を突破することができました。来年の4月から就職しますが、サッカーはどこかで続けているので、またいつかみんなに会える日が楽しみです。


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