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仲間(NAKAMA)(4年 徳田 晃也)

こんにちは。
今回のブログを担当する鹿屋体育大学サッカー部4年徳田晃也です。
ぜひご一読ください。

自己紹介

出身地:岡山県 倉敷市
《経歴》
⇨ピナクル倉敷
⇨福田南中学校サッカー部
⇨倉敷古城池高校サッカー部
⇨鹿屋体育大学サッカー部

夏の全国大会である総理大臣杯があり、1回戦で広島大学にPKで負けてしまった

試合当日、いつになく自信があった

それは大学生最後の夏の2部練で誰よりも追い込めたという自負があった
また自分はあまり先の目標に対して行動することはないが、九州1位を取ってからどこか頭の片隅には常に全国を意識して行動していた

迎えた当日、この大会にぶつけてやるんだという強い覚悟があった

みんながアップ前の円陣を組んでいる中、自分は音楽を爆音で聴いていて、気づかない程緊張と気合いが入っていた笑

「やばい、自分めっちゃ緊張してんじゃん。」


いざ試合が始まると試合前の緊張も解け、試合を冷静に俯瞰することができた


前半19分 勇心のクロスから怜歩がゴールを決めた

「よっしゃ!!!」

4年生が活躍することが自分のことのように嬉しく、「全国でもやれるんだ!」と感じた

そして
前半25分

健心のクロスから自分が技ありオシャレシュートを叩き込んだ!

これで2-0

前半終了。
組織としても個人としても良いパフォーマンスが出せて、上々の滑り出しだった



後半開始。
前半のように攻めていて、早く3点目を決めて試合を終了させようと考えていた

だが、攻めあぐねて3点目も奪えず徐々に相手のペースになってしまった

そんな不安も少し抱えながらプレーをしていた
後半36分 失点  2-1

「大丈夫。落ち着け!大丈夫。」

ここからチームが一気に崩れていくのが目に見えて感じた

パスは繋がらない、普段ミスしないようなミスを続々とみんながしていく

今まで正常に動いていた歯車が全て狂い、チームとしても方向性を失い、機能しなくなっていた

4年生としてチームを落ち着かせようと鼓舞をしたが、崩れていった

「やばい、このままじゃダメだ。」

後半40分 失点  2-2

誰も予想しなかった最悪の展開

「ダメだ、負けてしまう。」

そこからなんとか持ち堪えて
延長前半、後半0-0

PK戦へ

4人目のキッカーは自分だった

あまり緊張もしていなかったが、体に力が入らないような不思議な感覚。
それでも蹴るしかないと思い、いざ蹴ると


まさかの失敗......



自分がPKを外して最後の夏の全国大会は幕を閉じた。


負けた瞬間今まで味わったことのない虚無感に襲われた
「自分はなんでサッカーしてるんだろう。」

「自分のせいで、チームは負けた。」


その日の夜、1人で川でぼーっとしていたら、いつのまにか1時間半ほど経っていた

なにも考えることができず、あっという間に時間が経っていた



今まで人生において失敗したことは多々あったが、全国という舞台で尚且つ自分のせいで周りに迷惑をかけるという経験をしたことがなかった


呆然としていた中で自分の中でサッカーに対する火が消えた


「もうやり切ったかな」と



しかし、こんな大戦犯野郎にも寄り添ってくれる仲間、高松さんなど沢山の人の支えで消えかかった火がもう一度点き、今は前を向いて頑張れている



試合次の日、盛岡で1日OFFだった

15時ぐらいまで何もする気が起きなかったが、夜は同期みんなでカラオケに行った


時間が経つにつれ、昨日の負けたことを忘れるほど楽しい時間を過ごし、普段通りふざけじゃれ合うようになっていった


そして

最後の〆の曲  ケツメイシ 「仲間」


「楽しい時だけが仲間じゃないだろ  オレ達は 共に悔しがり 共に励まし合い 生きていく笑顔の日々を」


先ほどまでのふざけじゃれあいから打って変わり、みんな肩を組んで熱唱した



一生忘れないだろう



本気で上を目指すからこそギクシャクもするし、個人の目標、組織の目標などそれぞれが様々な感情が入り組む中で普段から活動をしている


そんな中、4年になり、チームをまとめる立場上、自分の感情を押し殺し、チームのためにとみんな動いている


色々なことがフラッシュバックして涙が込み上げてきた



自分は我慢できずに、泣いてしまったが、みんな涙ぐみながら肩組んで歌っていたの知ってます笑



こんなに素晴らしい仲間と出会えて感謝しきれません。


しかし、残り大学サッカー生活も長くて3ヶ月程


自分はこのチームに何を還元できるだろうか


このチームで残された時間も限られてきていて、全国負けてからあまりチームとして上手く機能していない現状にある。



素晴らしい仲間と一つでも勝利を分かち合えるように

素晴らしい仲間と長い時間過ごせるように


素晴らしい仲間と悔し涙ではなく、嬉し涙で終われるように



日頃の1日1日を大事にしていきたいと思う


強い組織を築くためにも仲良しごっこではなく、時に激しく、厳しくしていきたいと思う



そして最後はみんなで笑いあって「仲間」歌おう!!!



長文読んでくださりありがとうございました!

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