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2024.6.29『大人が全力で怪獣のバラードを歌った日』

日記とレポートです。

大人約30人で怪獣のバラードを歌ってきました。とても、とても楽しかったです。



今年の2月、ナラハシさんのnoteに書かれた言葉が胸に突き刺さってから(未だに突き刺さって救われています)色々とご縁を繋いでもらい、今回の合唱に参加させていただけることになりました。ありがとうございます。


↑ささった時の日記


↑合唱の練習をした日の日記。



本番までの1ヶ月、通勤中の車で毎朝怪獣のバラードを歌い練習を重ねた。
とはいえ上手く歌える自信が完璧についた訳でもなくて、ドキドキした心を抱えながら会場である三鷹へ向かう。お客さんとして招待するぬいぐるみ達を鞄に詰めて電車に乗ると、隣に座った赤ちゃんが恐竜さんに手を伸ばしてくれた。
何だかとても嬉しい気持ち、ぬいぐるみとお出かけるって凄く良い事なんだね。

お出かけだよ。帽子をかぶろう



時間ピッタリに会場ホールに到着する。
前回の練習の時にお話させていただいた方や、初めましての方とも交流しつつ、ぬいぐるみを観客席に並べてた。

私のぬいぐるみ
・ニコル
・ふわふわの恐竜
・ヨッシー
・ドムぞうのす〜さん
頑張って歌うから、見守っていてね。
本番で使うホール。
本格的な舞台に緊張でドキドキする。


全員集合して、先ずは声出しのために1度舞台で発声練習をした。
舞台から見える景色は、はるか昔に感じたことのある眩しさ。照らされた舞台から見下ろす客席は暗いのによく見える。
最近カラオケ行こ!の映画を見たので、聡実くんはこんな景色を見ていたのかと心情に思いを馳せたりした。

ブザーが鳴り、開会の儀が行われる。
実行委員のナラハシさんとピヨ川さんの挨拶、大人になってからも集まって何かをする事の機会を作っていただたことに改めて感謝の気持ちが湧きます。
ピヨ川さんの皆で音を楽しんでという言葉に、ああここに来れてよかったなと実感しました。ほんとにありがとうございます。

ナラハシさんから、参加者の皆さんの他己紹介が10秒ずつくらい。
名前を呼ばれて立ち上がり、視線が集まる瞬間ってなんだか緊張しちゃうね。



次はパート練習。

オタクが書いた形跡がある。
いじわるだね、アルトくん。


アルトは10人位、ラストサビの高い方低い方を分けて練習をする。前回練習に参加させてもらった時に教えてもらったアドバイスを共有した。


舞台に戻って、ピアノ演奏と共に歌う
舞台の上で歌うの、気持ちがいいね



何度か歌って、ソプラノさんと合わせ、少し休憩を挟んでから本番に望む。

楽屋裏で、円陣を組むように丸くなる。片手を中央に伸ばし、実行委員さんの掛け声とともに叫んだ。



「海が」

「「「みたい!」」」

「人を」

「「「愛したい!!」」」



瞬間、全部が最高になった。
楽しいね。




本番。
指揮者と観客席のぬいぐるみ達を見ながら歌う。

まっかな太陽 沈む砂漠に
大きな怪獣が のんびり暮らしてた
ある朝 目覚めたら
遠くにキャラバンの鈴の音聞こえたよ
思わず叫んだよ

海が見たい 人を愛したい
怪獣にも 心はあるのさ

出かけよう 砂漠すてて
愛と海のあるところ

まっかな太陽に 昇るたつまきを
大きな怪獣は 涙で見つめてた
自分の足跡に 両手をふりながら
東へ歩いたよ 朝昼夜までも

海が見たい 人を愛したい
怪獣にも 望みはあるのさ

あたらしい太陽は燃える
愛と海のあるところ
あたらしい太陽は燃える
愛と海のあるところ

https://www.uta-net.com/song/117626/


美しい海に焦がれ、人を愛したいと歩き続ける怪獣と人に違いなんてものはないのかもしれない。歩いてきた足跡は、怪獣の分1つだけかもしれない。けれど今夜、大人たちが本気で歌の練習をして歌うことで


「さあ怪獣さんよ、一緒に海を目指して歩こうぜ」


と伝えた気がした。そして怪獣とは各々の精神の中にいる。

力強くて切なくて熱い、いい歌ですね。


ぬいぐるみの家族たち。
聴いてくれてありがとう


たくさん練習したね


本当に楽しい時間でした。
第3回目も絶対に参加したいな。参加させてください!

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