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一所懸命に生きるということ

今回の部員日記は文学部4年の加納遼太郎が、担当させていただきます。

突然ですが、皆さんは人生を一所懸命に生きられていますでしょうか。
やりたいこと、挑戦したいこと、言いたいことがあるのにも関わらず、そこから逃げてただ漫然と時間を過ごしてしまっていませんでしょうか。

私は改めて人生を一所懸命に生きなくてはならないと考えさせられる映画に出会ったので紹介しようと思います。

湯浅政明監督『マインド・ゲーム』

本作はアニメと実写の融合した独特な映画です。
私はこの作品を映像作成やデザインをしている友人に紹介されて、その友人が好むだけあり「描き方の面白さ」「見たことのない世界観の面白さ」を、その魅力の一つとする作品で所謂「前衛的」と評価されるものでした。
なので一般的なアニメ映画好きには刺さりづらいかもしれません。

ただこの作品はこういった表現以上にそこに付随する意味に価値があるものだと感じました。
情けない人生を送っていた主人公がある事件をきっかけに殺されてしまうが、神様にチャンスをもらって復活しそこから思い切った挑戦と行動の数々を独特な表現で見せてくれます。

今だから出来ること。後悔も辛いことも人生たくさんあるかと思いますが人生を幸せに、豊かに生きるには「今」を大切に懸命に生きていかなくてはいけないと考えさせられます。

少し話は変わってしまいますが、人生の幸福ってなんだと思いますか?
価値観は人それぞれかなので一概にこれと断言することはできません。
ただ一つ参考になりそうな記事があり、お金持ちを目指すというのは少し違うかもという内容でした。一部引用を以下に貼り付けます。

一般的に、「高年収な人がうらやましい」「もっとお金持ちになりたい」と考える人は多いでしょう。「年収が高い=幸せ」という考えは、多くの人が無意識に抱いています。しかし、この思い込みに疑問を呈する研究があります。2015年にノーベル経済学賞を受賞したプリンストン大学のアンガス・ディートン教授は、年収と幸福度の関係について興味深い研究結果を発表しています。
この研究によると、年収が7.5万ドル(約800万円)を超えるとそれ以降は、年収と幸福度の相関があまり見られないというのです。この研究結果をかみ砕いて説明すると、年収800万円までは年収が上がるに従い幸福度が上昇しますが、それ以降は年収が増えても幸福度はあまり変わらないということになります。

本文のリンクです。
https://www.bk.mufg.jp/column/keizai/0008.html


人生の幸福を求めてこの先も「今」を妥協せずに、皆さん共に懸命に生きていきましょう。
ちなみに「マインドゲーム」はU-NEXTで見れるので是非見てみてください。

拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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