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【思考note】演技法から学ぶ"人の気持ちに寄り添う方法"

こんにちは、多機能女優の松井花音です。
私には日頃から、仕事柄なのか性格からなのか、物事を深読みする癖があります。
思考にふける時間は、ときにより無駄にもなりますが、新たな気づきに出会えることも多いため、基本的に大事にしています。

お久しぶりのnoteは、そんな思考をつらつらと記す思考記録です。


突然ですが、他人の行動に「どうしても理解できない」と思い悩んだことはありませんか?
多くの人は経験があると思いますし、私自身もあります。

"人間"という同じ生き物ではありますが、幼少期を過ごした家庭環境、これまでの経歴、それを取り巻く人間関係、体験によって、性格もそこから生まれる言動も一人ひとり異なります。そのため、他人である以上、理解しきれないことがあっても仕方のないものです。そして、それが人間の特長であり、その人の個性であり、面白くもあり、愛おしいポイントでもあるのだと思います。

でも、自分に特に近しい人のことは、できることなら理解をしたいし、寄り添いたい、なんて考えることもあると思うんです。

話が少し変わりますが、私は小学生の頃に演劇に出会ってから濃淡はありつつもずっと、演技に触れ続ける(続けたい)日々を送っています。

そんななか、とある演技法について学ぶことがありました。
これが、他者理解にも応用できるな、と感じているので書き留めたいと思います。

……と、書きながらも、この考え方は余計に自分自身が苦しくなってしまうこともあります。そして、私は人間心理などの専門家ではないため、必ずしも正しいことを言っているわけではありません。ひとつの個人の考え方として、何かの参考になれば幸いです。

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