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自分の人生を取り戻す方法|#06

この記事は文字と、音声によって提供しています。

変化と運命を握る

私たちの人生には常に変化が伴います。
変化は時に恐れや不安を引き起こすこともありますが、それを恐れずに受け入れ、活用することができれば、大きな成長とよりよい成果をもたらします。
また、変化の中で起業家精神を育み、自分の人生の主導権を握ることは、自己実現や充実感を得るための重要な要素です。
変化を恐れずに受け入れ、それを活用する方法、そして起業家精神を育み、自分の人生の主導権を握る重要性について紹介します。

変化を恐れずに受け入れ、それを活用する方法

変化を恐れずに受け入れるためには、まず変化に対する理解を深めることが重要です。
変化は必ずしも悪いものではなく、新しい機会や成長のチャンスをもたらします。
変化をポジティブに捉えることで、その影響を最大限に活用することができます。

心の柔軟性を持つ

変化を受け入れるための第一歩は、心の柔軟性を持つことです。
固定観念や過去の成功体験に固執するのではなく、新しい情報や状況に対してオープンな姿勢を持つことが大切です。
心の柔軟性を持つことで、変化に対する抵抗感が減り、スムーズに適応することができます。

例えば、転職などで、キャリアチェンジを考えている人がいるとしましょう。
長年同じ業界にいて、それについて熟知している場合、当然に次の転職もそれを活用した職業を選ぶというのが一般的です。
しかし、全く異なる業界に挑戦し、新たな価値観と、従来の価値観を併せ持ち、新しい業界に対して学びの姿勢を持つ事で、新たなキャリアを獲得する事もあります。

過去の経験だけが、必ずしもあなたを支えるとは限りません。
多くの場合、過去のあなたの実績よりも、今のあなたがなにであるかが重要視されます。
過去を否定する必要はありませんが、過度に期待しない事です。

過去の栄光とは文字通り、過去の栄光であり、今ではありません。
今に対応するには、柔軟性を持つ事です。穏やかな川の流れの様に。

変化を計画的に管理する

変化を恐れずに受け入れるためには、計画的に管理することも重要です。
変化が予測できる場合、その影響を最小限に抑えるための計画を立てることができます。計画を立てることで、不確実性が減少し、安心感が増します。

例えば、新しいプロジェクト、新しい取引先へのプレゼンを行うなどの際には、詳細な計画を立てることで、変化に対する備えができます。
リスク分析を行い、可能な限りの準備をすることで、予期せぬ事態にも柔軟に対応できるようになります。
このように、計画的に変化を管理することで、変化をポジティブに活用することができるのです。

Appleの創業者である、スティーブ・ジョブズはプレゼンの天才と言われていましたが、彼のプレゼンが成功するのは圧倒的な練習量と事前準備と言われています。
本番前の数週間前から準備をする事。リハーサルは丸2日の日にちを設ける事。本番と全く同じ状況を作って、1回〜2回本番同様の練習を行う事。たった10分にも及ばないプレゼンでも、これだけの事前準備がなされているからこそ、堂々とプレゼンができる訳です。

自己成長を続ける

変化に適応するためには、自己成長を続けることが不可欠です。
新しいスキルや知識を習得することで、変化に対する準備が整います。変化が訪れる前に、自分自身を磨き続けることで、変化に対する自信と余裕を持つことができます。これについては、もう少し深く考えてみましょう。

小さなステップの積み重ね

継続的な自己成長の重要な要素の一つは、小さなステップの積み重ねです。急激な変化を求めると、大きなプレッシャーやストレスがかかり、持続することが難しくなります。しかし、小さな目標を設定し、それを達成していくことで、無理なく成長を続けることができます。

多くの人は、大きな変化を求めます。 数週間で大幅な減量に成功した。 短時間の勉強で大幅に点数を上げれるようになった。 
つまり時間軸に対して、大きな変化がある事を望みます。 これは話の構成でも、話し方でも、音楽でもなんでもそうです。
これを”抑揚”と言います。。 

大きな変化は変化しているというのを見る事が出来るので、それを観察している側としては面白いです。
それが無機物であるのなら、良いと思いますが、有機物の場合は、大きな変化は、大きな負荷がかかります。血圧を想像したら分かりやすいですか?

勉強も、短時間で結果を得る為に勉強する。例えば一夜漬けで何とかするというのも決して良い方法とは言えません。
そして、そうした記憶は直ぐに忘れてしまいます。 一時的に直ぐに忘れてしまう海馬に入れた記憶でその場しのぎで点数を取るからです。

無機物でも、高温に熱した状態で、急激に冷やせば、脆くなります。 急激な変化は何事も不安定にさせます。
それ故に、小さなステップの積み重ね であることが大事なのです。 あなた自身を守るために。

持続可能な成長の重要性

継続的な自己成長は、持続可能な成長を実現するためにも重要です。
急激な変化は一時的な成果をもたらすかもしれませんが、長期的には持続できないことが多いです。
一方で、継続的な成長は、持続可能な成果をもたらし、安定した成長を実現することができます。

持続可能な成長性を保つために、時にモチベーション。つまり情熱を使う事があります。
勿論、情熱とは物事を動かす原動力です。大きな力になります。
心の感情のパワーである事は強力である反面、感情がベースになっているので不安定なのも事実です。

心のパワーは、他にも必要な事があります。
強力な力だからという理由で、全ての行動の源を情熱の力を使っていけばいくほど、情熱のパワーもまた、不足気味になる事があります。

例えば、小学生に1万円を上げる。好きな事に使って良いというボーナスを提案するとしましょう。
小学生にとっては大人以上に破格のボーナスです。 感情が揺れ動く事は間違いありません。
もし、自分の部屋を片付けるという事だけが条件であれば、欲しいものが手に入るという情熱は燃えたまま、片付けをやりきるでしょう。
とんでもないスピードで。

しかし、毎朝早く起きて、部屋を片付けをし、毎日確実に宿題を終わらせ、遊ぶ事は禁止で、ただひたすら勉強漬けの毎日を大学卒業するまで、やる事。それなら1万円を上げる・・・。
という条件ならどうでしょうか? あれだけの1万円でもさすがにこれにOKを出す子はいません。かりに居ても、1週間と続きません。

情熱は消耗します。
心・感情は消耗するのです。
あれだけ愛していたはずのパートナーに対して興味を失い、好きとかどうでも良い…と思えるのも消耗するからです。
消耗するからこそ、供給しなければなりません。愛情は。

妻や恋人の何気ない変化、髪の毛の毛先を整えた。 前髪の流れが変わった。 色が変わった。香水の種類が変わった。ネイルのデザインも。
男性は、少年からお年寄りまで変わらないのは、良くも悪くも常に子どもである事です。
だから、色々な無謀な事にも挑戦します。
女性は、少女からお年寄りまでかわらないのは、良くも悪くも常に女性である事です。
だから、優しく大切に守る必要があります。

微妙な変化に気づけるかどうかは、普段から相手に対してちゃんと見ているか。
つまり、大切に思っているかどうかという事です。
思いを消化するから、思いを供給する事は大切です。

さて、この様に、浮き沈みが激しいモチベーションを使うよりも、派手ではないですが確実に、モチベーション以上に強力な物があります。
それが『習慣』です。
物事の多くを習慣化する事で、感情に頼らない、努力に頼らないで「小さなステップの積み重ねで、持続可能な成長」を実現する事が可能です。

あなたは苦しい思いを持って努力する必要は一切ありません。
あなたが苦しくて頑張ってる事こそ、手を抜いてください。
そして、習慣という仕組みに切り替えて、思いや感情抜きで機械的に対応してください。

気合や感情論で何とかしようとするから苦しいのです。
そもそも、何も頑張らなくていい。という仕組みを使えば良いだけです。

変化をチャンスと捉える

変化を恐れずに受け入れるためには、変化をチャンスと捉える視点を持つことが重要です。
変化は新しい可能性や機会をもたらします。変化は何かを捨て、何か得るという事です。
しかし、今、目の前に確実に存在する何かを失うと同時に、不確実なモノを手に入れると言っても、不確実である以上、不安に感じるのは当然です。
不確実性が不安なのは目に見えないからです、そして目に見えないモノへの対応とは、先ほどご提案した通り、事前の準備を行う事で、多くの不安を解消する事ができます。

あなたが変化の中で、より良い結果を出したいと思うのなら
あなたの行う事は、変化の過程の恐怖に目を向ける事ではなく
変化の先の世界に目を向ける事です。

とても大切な事だからもう一度言いますね。

あなたが見るべきなのは、変化の過程では無く
変化の先の世界です。

あなたが車を山の中を運転しています。カーブが連続的に続く道をドライブしているとします。
あなたが見るのはどこですか?カーブを曲がっている足元のアスファルトですか?
違いますよね。
カーブの先を見ているはずです。 そこが見えない、未確定である未来であっても、その先を見続けているはずです。
恐怖から足元を見る事は良くあることです。足元は過去の未来で既に見ておくもので、今見るモノではありません。

変わらないも変化


変化とは自ら動く事で発生するのか? その答えはNOです。
あなたが望む、望まないに限らず、常に変化は起きています。 
あなたも年齢を重ねます、あなたの身体は成長し、成熟し、いずれ老いていきます。
あなた自身の価値観が変わらずとも、あなたを取り囲む社会の価値観は変わり続けます。
最新のトレンドを追っていたあなたは、いつしか、トレンドにも追いつけなくなり、考える事もしなくなります。

例えば、あなたは川で泳いでいる魚だと想像してください。
あなたは川魚です。 

あなたは今の場所に居続ける為には、何もしないでは、そのまま海に流されてしまいます。
淡水魚であるあなたは、海水では生きていく事はできません。 あなたは今いる場所を守るために、泳ぎ続けなければなりません。
だけど、川の流れと同じスピードで泳いでる限りでは、周りの景色は何一つ変わりません。
これが変わらないと言っている人達の状態です。 現状維持とは、変わらないのではなく、変わらない為に変わり続けているという事です。

しかし、川と同じスピードで泳ぎ続けている限り、周りの景色は何もかわりませんし、また川の流れという最低限度の水流に耐えれるだけの能力しか使わないという事になります。その為、成長がありません。 日常で言えば、仕事の為に最低限度のスキルを保持している状態ともいえます。
穏やかな川の流れの時は良いですが、大雨が降ったりすれば、川の流れに勝てず押し流されてしまいます。

それに抗うには、日ごろから水流を超えるスピードで泳ぐ能力を持つ様に準備している事が大事です。
これが現状変化をする人たちが行う選択です。
変化できる人は、変化する事も、変化しない事も、時に流される事もできます。 たった泳ぐスピードの最大値が違うというだけで、あらゆる自由さ、様々な縛りから解放されます。 

この現状維持の人と、現状変化の人との違いは何か。元は全く同じです。
ただ、変わろうと思っただけの違いです。 

変化する事は見えない景色を見に行く事です。
初見の変化は恐怖です。どんな事でも。 

それについて、やらない言い訳、やれない言い訳を考えだし、自分自身を欺く事は誰にでもできます。
変化する人は、純粋に自分を欺かない。 目先の成功も失敗も違いが無い。行きたい場所へただ歩み続けるだけです。

なぜなら自分自身に嘘をつかないからです。
自分自身を誰よりも信じているからです。

最も信じている相手に嘘をつく。
そんなバカげた事ってありませんものね。

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