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一般的なコト

先日、あるネット経由占いの「占い師に対するコメント」(いわゆる「感想」)をみたのですが、、、
 
「一般的なことを言われた」
「一般的なこと『ばかり』言われた」
「普通なことを言われた」
 
という感想を多く見たんですが、、、
 
占い師ってあなたに特別なことを言うために占い師をしてるわけじゃないんです!
 
占い師側から言わせていただくと
・一般的な
・普通な
ことしか言われないあなたはそれだけ「一般的なこと」「普通なこと」ができてない、目を向けてないわけですよ!
 
そのあたり分かってるかどうか知りませんが、
自分のことを棚に上げて占い師に対して「一般的なことしか言われなかった」「普通なことしか言われなかった」というのはお門違いです。
言われたくなければ「一般的なこと」「普通なことを」をしっかりやってから来ればいいだけ。
 
占い師も「普通の人間」です。
神様でも、仏様でも、宇宙人でもありません!
 
普通の人が、あなたという普通の人に普通のことを言う。
コレのどこに間違いがあるのでしょうか?
 
特別なことを言ってほしいのは特別扱いされたいから?
そんなにあなたは特別ですか?
自己承認欲求は占いでは満たされませんよ!
 
こうやって
「一般的なことばかり言われた」という人
「普通のことばかり言われた」という人は
特別なことを言われたくていわゆる「占いジプシー」になるんでしょうね……
 
おなじ「占い師に対するコメント」(いわゆる「感想」)欄に
「一般的なこと、普通なことばかり言われてお金の無駄だった」といった内容のコメントもありました。
 
う~~~ん、そう思うなら占ってもらうのやめたらどうですか??
 
 
人間には「決定できる力」があります。
経験しないと決定できないものもたくさんありますが、、、
自分で決定もせず、未来を怖がりすぎていては前には進めません。
 
占いは未来をちょっとだけ覗く方法です。
「ちょっとだけ」です。
そして、その「ちょっとだけ覗いた未来」は完全・完璧なものではありません。
 
毎日が変化の連続の中で占いで「ちょっとだけ覗いた未来」はコロコロと変わるものです。
 
ですが、占いは「ちょっとだけ覗ける未来」が悪い場合はよくするための手立てを、
よい場合はそのままよい未来が来るように、あるいは、よりよい未来が来るようにする手立てを得てもらうための道具です。
 
その手立てが「一般的なこと」も「普通なこと」の場合もあります。
というか、その方が多いでしょう。
だって、よく考えてみてください!
普通のあなたの、普通の生活にたいする手立てが特別なんてことあるでしょうか?
 
かぐや姫が結婚の条件として5人の男性に出した条件を思い出してもらえると言っていることが分かると思います
 
<5人の貴公子とかぐや姫の出した難題>
・石作皇子(いしつくりのみこ)→仏の御石の鉢
・庫持皇子(くらもちのみこ)→蓬莱山の、根は白金、茎は黄金、白い珠の実の付く枝
・右大臣阿部御主人(うだいじんあべのみうし)→唐土にある火ねずみの皮衣
・大納言大友御行(だいなごんおおとものみゆき)→龍の首の五色の珠

・中納言石上麿呂足(ちゅうなごんいそかみのまろたり)→燕の子安貝
 
かぐや姫に求婚した男性たちもまさかこんな難題を出されるとは思ってもみなかったでしょう。
 
占い師に「一般的でないこと」「普通でないこと」を求めているあなたはかぐや姫に難題を出される求婚者と同じです。
 
一般でないこと、普通でないことは難題です。
一般的なこと、普通なことができてないのならなおさらです。
 
一般的なことをしか言われなかったのなら
逆に「良かった~」と安心してほしいのです。
 
一般的なことなら
普通のことなら
かぐや姫からの課題と違ってクリアできる確率が増えます。
 
「一般的なこと」を言われたあなた
「普通なこと」を言われたあなたは
その「一般的なこと」「普通なこと」をクリアできるように頑張ればいいだけです。
 
「一般的なこと」「普通なこと」ができないのに「特別なこと」をもとめて苦しむのはあなた自身です。

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