新曲、命の代償について語るよ
note始めました。
どうも真澄華音です。
ボカロ曲作っている、ある女学生です。
曲について語れたらいいなーと思っていたのですが、そんな時このアプリめっちゃええやん。って思ったので始めました。
てなわけで、今回は2021年12月26日に開始した酩酊堂主催!イラスト統一祭~まかぎ祭~に参加させて頂いた楽曲の命の代償について語っていきたいと思います。
まかぎ祭とは
まかぎさん(@makagi2)に1つのイラストを描いて頂き、
みんなで同じイラストを使い、曲・動画を作って一斉投稿しよう!!という企画です!
(引用 TwiPlaより) https://twipla.jp/events/489700
先に原曲を聞いていない方が居たら、是非聞いてください(❁´ω`❁)
①設定
まずはこれについて語りますね…
設定は、
中高生の少女が冬の夜中行き場を探してさ迷っている
といった感じです。
②歌詞について
白い雪が 積もるように
私の心 満たされてく
そんなことも 知りもせずに
一つ 弱音を吐いた
彼女は1人頑張って学校生活を送っていたのですが、承認欲求が強く、snsでツイートをしてはいいねやRTで、まるで雪が積もるように満たされていました。
が、当の本人はそこまで自覚症状がなく、まだ足りない。そう思いながら今日も弱音を吐いたのでした。
『期待してるよ』
『頑張って』
『応援してるから』
色んな言葉かけられたけど
『よく出来るよね』
『凄いよね』
『尊敬してるから』
…終わりのチャイムが鳴ってさ
彼女はとても器用で、何をするにもサラリとできてしまう人でした。
そのため、何かをしては褒められて、応援されて、自分も頑張ろう!そんな気持ちになっていました。
しかし、自分の中では憂鬱な感情が蠢いていました。
私の存在価値は 消え去って
ゴミのようになっちゃうんだね
幸せの欠片も 無くなって
そんな日々を 送るくらいなら
私は…
サビではそんな空っぽな自分について語られます。
楽しい日々を送っていたはずなのに、どこか虚しくて苦しい。
そんな幸せのない日々を送るくらいなら…
しかし、「死」という決断が出来ずにいました。
2番に入ります。
綺麗な花 枯れるように
私はさらに 壊れてゆく
偽善ぶって 笑い飛ばして
また 弱くなってく
Aメロです。
どんな花もいつかは枯れてしまうように、私(人間)もいつかは壊れてしまうんだ。
現に今がそうだ。
偽善者ぶって、どんな悪も笑って誤魔化して、人間としてどんどん終わっていった。
『中途半端』で
『飽き性』で
『ご都合主義』とか
そんなことは分かってんだよ
でもそれでも 生きていたいんだよ
始まりのチャイムが鳴って…
ここでは自分の弱さについて語っています。
中途半端 飽き性 ご都合主義
人に言われて傷ついた言葉です。
勿論、本人には分かっているのです。それが良くない事に。
とはいえ、その感情は軽い気持ちでした。
口だけ、ってやつです。
だんだん他の連中は彼女に嫌悪感を抱き始めていました。
そんな中、私は「でもそれでも生きていたいんだよ」と、本音を叫びます。
しかし、それも長くは続きませんでした…
私の存在価値は 消え去って
ゴミのようになっちゃうんだね
いつかは生きてる意味もなくなって
ここから飛び降りてしまって
サビです。
同じフレーズを繰り返しますが、ふと、「死」について考えるようになってしまいます。
ここから飛び降りたら「楽」になれるんだろうか。
蔓延る ジレンマ 繰り返す
クソみたいな世の中だったな
今ならどれも出来そうだ 天才だ
そんなわけ無かったのに
過去を振り返り、今なら何でも出来るのではないかと錯覚するほど頭が狂ってきてしまっていた。
私の存在価値は 消え去って
ゴミのようになっちゃうんだね
私の行動すべて おかしくて
頑張ったって 褒められたって 私は
それに気づくには 遅すぎた
ラスサビです。
全ての感情がここで繰り広げられます。
同じフレーズまたまた繰り返し、改めて自分の愚かさを自覚する。
と言うか、今になってようやく自分の行動がおかしかったことに気づくのでした。
今まで幾度となく褒められて、頑張って来たが、それに気づくには遅すぎたのだ。
そう。もう周りには誰一人として着いてきていませんでした。
③映像
と、言いたいのですが、今回映像制作の時間が足りなすぎて時間をあまり掛けられませんでした。
くっ…作りこめないって…うう…
なので、馬鹿でもわかる仕様となっております。
ラスサビ前に出てきた
「置いていかないで」
は、離れていく友人への恐怖です。
⑤え、この女の子最後どうなったん
……想像にお任せします。
っていうか、皆明るい冬の曲なのに、こんな暗くて良かったのか…??
凄い不安を感じてしまった真澄華音でした。
素晴らしい企画と絵を描いてくれた酩酊堂さんとまかぎさんに感謝✨