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お米の銘柄

昔は「ササニシキ」と「コシヒカリ」がお米の二大ブランドでした。

今はコシヒカリが一番人気のあるお米です。
ササニシキはあまり生産されなくなりました。

ササニシキはあっさりとしていておかずの味を引き出す力があります。
どんなおかずとも相性がよいのが特徴です。

とくに寿司飯には最適です。
今でも農家と契約して栽培してもらっているお寿司屋さんがあります。

ところが食生活が多様化する中で、お米を食べる量は減ってきました。
少し食べるだけでも満足感を得られるお米が求められるようになりました。

そのためあっさりしたササニシキは敬遠されるようになってしまいました。
もっちりとした食感のコシヒカリの方が好まれるようになりました。

「あきたこまち」や「ひとめぼれ」はコシヒカリから改良された品種です。
「あきたこまち」はコシヒカリと奥羽292号の子どもです。

コシヒカリの旨さを引き継ぎながらもあっさりした風味を持っています。
ササニシキに代わる寿司飯として好まれています。

「ひとめぼれ」はコシヒカリと初星の子どもです。
冷めてもおいしいのでお弁当やお握りに向いています。

「はえぬき」は「あきたこまち」と庄内29号の子どもです。
つまりコシヒカリの孫にあたります。
寒さに強く、台風にも倒れない強さを持った品種です。

お米の名前はユニークなものが多くあります。
「どまんなか」「どんぴしゃり」はなかなか印象深い名前です。

しかし何といっても「青天の霹靂」という名前にはびっくりです。
まさに青天の霹靂です。


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