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冷やし中華が全国に広まったのは仙台の七夕祭りのおかげか

仙台の七夕祭りは東北三大夏祭りの一つです。
毎年8月7日頃に行われます。

初代仙台藩主の伊達政宗が七夕を奨励したことから
年中行事として定着したと伝えられています。

七夕祭りには多くの観光客が仙台を訪れます。
市内を彩る無数の七夕飾りが見ものです。

ところで、冷やし中華は仙台が発祥といわれています。
仙台市内の中華料理店で考案されました。

誕生したのは、冷房設備が普及していない昭和の初期です。
夏にはどうしても中華料理店の客足が落ちてしまいます。

そこで店主が、ざる蕎麦や盛り蕎麦からヒントを得て
ラーメンを冷やして売り出しました。

これが大当たりします。

七夕祭りの期間に仙台を訪れた観光客にも大評判となります。
たちまち仙台の名物料理として全国に知られました。

現在の冷やし中華は、初期のものに改良を重ねて作られています。
気のせいか、色とりどりの具材が七夕飾りを連想させます。

冷やし中華が全国的に広まるようになったのは、
仙台の七夕祭りのおかげかもしれません。

きっと伊達政宗も喜んでいることでしょう。


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