2023年上半期に遊んだゲームの記録

去年より本数が多そうなので、一旦上半期に遊んだゲームをまとめたぞ!
去年のまとめはこれ。

Heavy Rain

プレイ期間:2022年12月末~2023年1月10日
プレイ時間:10時間程度

推しのノーマン・ジェイデンくん。FBI捜査官。ハイテク機器を使って捜査するよ。こう見えて平田広明の声がする。幸薄そう。好き。

『Detroit: Become Human』が良かったので、同じ制作会社の過去のゲームも遊びました。息子を「折り紙殺人鬼」に誘拐されてしまった男が、息子を救うためにあれこれ頑張る話。
デトロイトと同じく、複数人を操作して物語を追っていく。雨のシーンが多い。常に画面が暗く、鬱々としている。ミステリ仕立てになっていて、ストーリーの吸引力がすごい。序盤から犯人の当たりを付けていて、フフこちとらミステリ読みなんだぜ犯人はこいつなんだぜ最初からわかっていたぜ、と思ってプレイしていたら、全く違う人が犯人でした。犯人が判明した瞬間、事実を受け入れられなくて「この人なんでこんなことしてるの?よくわかんないなぁ…」になっちゃった。馬鹿である。ちょっと~アンフェアじゃないの~と言いたくなる部分がなきにしもあらずだが、気持ちよく騙されたので楽しかった。ノーマン・ジェイデンが好きです。でもわたしのプレイでは死にました。悲しいね。
同じ制作会社の『BEYOND』も積んでいる。どうせ暗いんでしょ~?と思うと中々手が出ないが、いつかやります。

天穂のサクナヒメ

プレイ期間:2022年12月末~2023年4月24日
プレイ時間:30時間程度

終盤になるとこんな豪華な献立も組めるようになる(初期は米オンリー)。何を食べるかによって、翌日のステータスに追加効果がつく。あと堆肥の質が変わるらしい。生々しい。

言わずとしれた米作りRPG。怠惰な神であるサクナヒメが流刑になって、人間たちと一緒に鬼だらけの島を平定していく話。
彼女のステータスは、毎年収穫する米の品質と日々の食事に依存する。これがめちゃくちゃ面白かった。堆肥に何を使うか、水はどれくらい入れるか、日照時間はどうか、気温はどうか、雑草をきちんと抜いたか……そういった要素によって、米の収穫量と質が変動するのだ。人間たちを食わせるのもサクナヒメしかいないので、ダンジョンに出てウサギや鹿を倒して肉を得たり、魚を捕まえたり、きのこを収穫したり……どんどん作れる献立が増えていくのが楽しい。美味しいものいっぱい食べようね。
アクションも結構面白い。アクション苦手人間のわたしはかなり手こずったけど、慣れてくるとコンボが繋がるようになって爽快感があって楽しかった。でもわたしは米作りパートの方が好きだったかな。お米を作るって大変なんですね……雨と蝗が憎いよ。

ファイアーエムブレム エンゲージ

プレイ期間:1月20日~2月9日
プレイ時間:80時間くらい

絶対必殺当てるウーマン・パネトネ。必殺が出るとダメージが3倍になる。相手は死ぬ。わたしの結婚相手でもあります。かわいいね。

風花雪月以来のFE。わたしは風花雪月に狂った女オタクなのですが(初手で青獅子学級をプレイしたのですが、本当に物語が素晴らしくて無情で大好きなんですよね……。あのラストシーンには本当に衝撃を受けたし、なんて美しいんだと息を飲みました……。でもわたしが結婚したのはシルヴァンです。どのルートでもシルヴァンと結婚してしまう。シルヴァンってわたしの男の好みにあんまり当てはまらないのに、不思議だ。本当にやばい男なんです。助けて! 今からでも風花雪月をプレイしてくれるお友だち、募集しています。初手青獅子で遊んでください。感想ください。待ってます)、今作は特にストーリーはハマらなかったな。刺さるキャラも特におらずだったのだが、とにかく戦闘が面白かった……。
難易度ハードで遊んでいたので、とにかく死にまくった。死にまくってはやり直し、1回の戦闘で1時間を超えることがザラにあったのだが、その試行錯誤が楽しすぎた。でもペアエンドがなかったことだけは許してないです。本当に。どうしてなんですか? 悲しいよ……。

ホグワーツ・レガシー

プレイ期間:2月10日~4月4日
プレイ時間:60時間くらい

主人公はピンク髪のおさげの眼鏡っ子(泣きぼくろあり)。キャラクリ難しかったけど、段々愛着わいてくる。箒に乗って飛び回るのが最高に楽しかった。

ずっと楽しみにしていたホガシー(世の中に定着していない略称)。ホグワーツ城内の作り込みが最高で、本当に楽しかった。ただ歩き回るだけで感動してしまう。酒飲みながらプレイしたら、ホグズミードに向かう最中に泣きました(マジ)。戦闘も意外と楽しくて、かなり夢中になった。ただ、フィールドは無駄に広いというか何というか、どこに行っても大体同じ見た目なので、基本箒でビュンビュン移動する想定なのだろうな。
寮は散々悩んでスリザリンにしたけど、別にどこでも同じだったなと思う。この人、寮の自分の部屋に帰っても床で寝るし。布団で寝な~? そもそも寮に帰らなくなる。ローブの色がおそらく寮依存なので、好きな色でいいんじゃないだろうか。そういう意味だと緑のスリザリンで正解だった(わたしのイメカラは緑であります)。
わたしが悪いのだろうが、ストーリーはよく分からなかった。寄り道をしすぎてぶつ切りで追ってしまったせいかもしれない。分からないままプレイしたら、所謂闇落ちルートになってしまった。そんなつもりはなかったのだが……。
そういえば、作中で誰にも名前を呼ばれなかったので忘れていたが、主人公のファミリーネームにシルヴァン(前項で言及)の名字を貰ったんだった。ちょっと気持ち悪いかもしれない。名前は花の名前のフランス名にしました。

パラノマサイト FILE 23 本所七不思議

プレイ期間:4月5日~4月8日
プレイ時間:10時間くらい

呪い殺せ!!!の圧がすごいゲーム。でも実際あんまり呪い殺さない。呪い殺さないようにするゲームです。

『蘇りの秘術』を巡って、呪いの力を得た九人が自らの思惑をぶつけ合うアドベンチャーゲーム。ホラーみたいな感じで売り出されているが、そこまでホラー要素はない。稀にジャンプスケア演出があるくらいで、ホラーがそこまで得意ではないわたしでも「ヒョッ」くらいのリアクションで済んだ。どちらかというとミステリ要素が強いので、ホラーが苦手な人でも問題なく遊べると思う。全く違う!とお叱りを受ける覚悟で言えば、『十三機兵防衛圏』が好きな人はこれも好きだと思う。
つまり、とにかくシナリオが面白いのだ。複数人視点の群像劇なのだが、それぞれの『蘇りの秘術』に対するスタンスの違い(積極的に使いたい、使わずに事を収めたい、人の呪いの力を奪いたい……)と、過去に発生した事件から現代に巡る因果が、シナリオを複雑にしている。頭が混乱する場面もあるが、「どういうこと!?」が「そういうことだったのか……!!」になる瞬間が最高に気持ちいい。しかし、内容はかなり残酷である。特にマダム周り……。10時間程度でクリアできるゲームとしては、最高に濃密な体験ができる。かなりお勧め。
シナリオも良いのだが、キャラも良い。中心人物たちは基本的に二人組行動をしているのだが、その各バディがみんな良いのだ。特に好きなのは津詰と襟尾ですかね……。可愛いです。

Inscryption

プレイ期間:4月9日~4月14日
プレイ時間:15時間くらい

ゲーム画面はこんな感じ。奥に怖い男がいますね……。これが対戦相手。名前忘れちゃった。終始不気味で雰囲気が良い。

ネタバレ厳禁系のカードゲーム。巷では「先入観なしで遊んでね!」と言われまくっていて、それ自体がもう先入観になるだろ……と思っているのだが、それはそれとして気になってしまったので遊んでみた。
そもそもカードゲームって殆ど遊んだことがなかったので(シャドバを一瞬やったくらい)、ルールを把握するのに手間取ったが、コツを掴んだら面白くなっていった。しかも、カードゲームがめちゃくちゃ下手であっても、時間をかければクリアできるような仕組みになっていると思う。
言葉が少なめの世界観ゲームではあるのだが、これがなんともゾクゾクする。能動的に情報を得ることで世界を理解できるようになっており、鳥肌が立った瞬間もあった。全てを理解したわけではないが、人気の理由は分かったし、それなりに楽しかった。
カードゲームってハマったら面白そうだ。いまは「Slay the Spire」が気になっています……。

The Last of Us Part I

プレイ期間:4月25日~5月5日
プレイ時間:15時間くらい

基本的に世界は寂れて文明は崩壊しているのだが、不意に美しい景色が見えるとハッとする。

PS5を買ったら絶対にやりたいと思っていたゲームの一つ。PS4でも遊べるのだが、どうせだったらフルリメイクのPS5版がやりたかったのだ。
謎の感染症が蔓延し文明が崩壊した世界で、大切な人を亡くした中年男が大切な人を亡くした少女と出会って世界を旅する話。月並みな感想ではあるが、確かに「映画みたい」。没入感がある、ではなく寧ろその逆で、自分の身体感覚の完全に外側で物語が進行していくのを眺めていく感じ。わたしのゲームスキルが極めて乏しいせいで、ジョエルが役立たずのオッサンになってしまい、ストーリーを阻害してしまうのがストレスだったので、難易度はめちゃくちゃ下げさせていただきました(それでもメチャ死にした)(脳筋ジョエル)。
ずっと、ツライ……嫌な感じがする……もうヤダ……と思っていた(マイナスの意見ではない)のだが、案の定というべきか何というか、結末がかなりわたしの意にそぐわないもので、本当にしんどい思いを抱えながらジョエルを操作する羽目になった。これが本当に映画だったら許せるのに……と思いながら泣いた。感動したとか悲しいとかではなく、ツライ~~~という意味の涙が出た。これは意図されたゲームプレイであるのか、それともそこまでプレイしたユーザーであればジョエルの感情に寄り添えることを期待されているのか分からないが、少なくともわたしは本当に放り投げそうになった。
勿論正解なんてないのだろうが……どうなのだろう。名作と言われている所以も理解できたが、めちゃくちゃ「不快」だった。でもこれもネガティブな感想ではないんだよな……。説得力がないかもしれないが……。

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム

プレイ期間:5月12日~
プレイ時間:150時間~

「もう疲れちゃって 全然動けなくてェ…」のミームを産んだ張本人。可愛くもあり憎くもある。

偏愛するゲーム「ブレス オブ ザ ワイルド」の続編。期待八割、不安二割くらいの感情を抱えたままずっっっと待っていたのだが、ちょっとこれは、面白すぎる。
Twitterにも何度かつぶやいたが、想像以上にブレワイの続編だ。続編と銘打っているのだから当たり前なのだが、ゲームプレイ、ストーリー、演出、すべてが前作ありきの内容になっている。勿論今作から遊んでも楽しいとは思うのだが、やはりブレワイを愛している身からすると、絶対にブレワイから遊んでくれ……と頭を下げたくなる。下げます。わたしの頭くらいいくらでも……ブレワイを遊んでくれ、お友だち各位よ。
自由度が高いと言われまくっているブレワイで出来たこと、出来なかったことに対して、公式が新しい解法を提示しているイメージ。やれることが多すぎるので、途中で本当に「何からやったらいいんだ……?」と途方に暮れる瞬間がある。仕事感がある、と言われているのも見かけた。ちょっとわかる。タスクが山程あるのだ。そういう意味でも、実はシンプルな構造だったブレワイのほうが遊びやすい気がする。
でも、150時間遊んだ今でも、全く飽きていない。クリアするのが嫌で、寄り道に寄り道を重ねている。そのせいでまだストーリーの全貌が見えていないのだが、寄り道が楽しすぎるのがいけない。空に浮かぶあの島にはどうやったら行けるのだろう? あそこから行けるかな、行ってみよう! あれ、あの高い小山にはコログがいるのでは? 行ってみよう! あ、途中でイワロックに会ってしまった! 討伐してたら夜になってしまった! な、何ー! 紅き月! イワロックが復活してしまった! とりあえず火を起こして朝にするぞ! 紅き月が来たから、矢を集めに行くか!……わたしは一体何をしていたんだ!? となる。面白すぎる。
さすがに7月中にはクリアするような気がしているが、まだわからない。

まとめ

ティアキンに現を抜かしている間に、気になっていたゲームがいくつか発売されてしまった。下半期はこのあたりを遊ぶかもしれない。

  • 超探偵事件簿 レインコード

  • FINAL FANTASY XVI

  • デカポリス

  • シカトリス

  • 帰ってきた名探偵ピカチュウ

  • ポケモンSV ゼロの秘宝

  • 鳥類弁護士の事件簿(積んでる)

  • DEATH STRANDING(積んでる)

PS5もっと活用していきたいね!!!


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