見出し画像

2023年2月のぺちゃくちゃ

あれこれ

2月は調子が良かった。心身の、あるいはワークライフバランスの。たくさん遊んで、それなりに仕事をした。ゲームも本も面白くて、全28日のうち18日くらいはゆったりと呼吸ができていた。残りの10日くらいはずっと発熱と眠気と頭痛で意識が飛んでいたけど、まあそれは仕方ない。

バレンタインだったので、お菓子を作った。今回は「キャラメルのパウンドケーキ」「黒胡椒と胡桃のクッキー」「抹茶のガナッシュサンド」「ガトーショコラ」の四種類。ボックスに詰めたときに色合いが可愛くなるように、色々と組み合わせを考えた。箱のサイズ的にあと一種類作ればよかったな、と後から思ったけど、時すでに遅し。お菓子の詰め合わせを作るのは、大変だけど本当に楽しいしわくわくする。これからも軽率にやる。クッキー缶を作ってみたいけど、わたしの今の技術力ではまだ厳しそうかもしれない。

ちなみにこれはマル秘情報なのだが、焼く前のクッキーはとてもかわいい。クッキーの赤ちゃん。

読んだ本と漫画のこと

  • 此の世の果ての殺人 / 荒木あかね

  • 君といた日の続き / 辻堂ゆめ

  • 俺ではない炎上 / 浅倉秋成

  • 鬼の跫音 / 道尾秀介 ★再読

  • 魔王の島 / ジェローム・ルブリ ★ミステリ部課題図書

  • 事件は終わった / 降田天

  • 今夜、ぬか漬けスナックで / 古矢永塔子

  • 悪と無垢 / 一木けい

  • 高島太一を殺したい五人 / 石持浅海

  • かんむり / 彩瀬まる

先月から打って変わって、今月はミステリ多め。やりたいゲーム、観たいアニメもたくさんあった分、意識的にきっちりと読書の時間を確保した。あと2時間本を読んだら寝るまでゲーム、みたいに、自分のその時々の欲求をある程度無視した行動を取るほうが結果的にトータルの満足度が高くなるようだ。

  • スキップとローファー(新刊)

  • SAKAMOTO DAYS(新刊)

  • 僕のヒーローアカデミア(新刊)

  • アンデッドアンラック(全話)

  • ハイパーインフレーション(全話)

漫画は少なめ。途中で読むのをやめてしまっていたアンデラ、本誌まで追いつくことができた。めちゃくちゃ面白いやつじゃん。わたしが好きなやつじゃん。読む地獄って心地よいんだよなあ……。好きなキャラはビリーとリップです。まあみんなそうでしょうけど……。
絵柄で敬遠していたハイパーインフレーションも、もうすぐ完結するという噂を聞いて一気読みした。パワー系漫画、面白すぎる。シリアスの文脈でギャグをぶっ込んでくるので頭が混乱するけど、意外とすごいことやってるのかもしれない。たまに金カムと似たテンションを感じる。ただもうちょっと作為的かもしれない。

それはそうとして、「三十代の女なのにジャンプっ子すぎる!?」と思う瞬間がある。何歳だろうが何者だろうがジャンプを読む権利は当然あるが、ジャンプは自ら『少年』ジャンプと名乗っている。どう贔屓目に見てもわたしは少年ではなく、人生において少年だった瞬間もない。と同時に、本当にジャンプを読んでいる少年っているの!?という疑問もある。いるんですか? いたら返事して~。

食べたパフェのこと

なんとなくパフェは月に三本まで、と自分の中で決めているのに、二月はそれを破ってしまった。すみません。大人だからまあいいか……。自分の金だし……。

金木犀茶店

臘パフェ2023

数年前からずっと行きたかったお店。有給休暇の前日の夜に何とはなしに予約サイトを覗いたら一枠だけ空いていて、衝動的に予約してしまった。
よりによって東京で今年一の雪が降った日である。お店が駅からそこそこ離れていて、「こんな寒い日にパフェ食べに行くのってもしかして愚行~?」という理性を宥めすかしながら歩いた。体感的には吹雪だった。狂わないと生きていけない日もある。
遭難するかと思ったけど、行けて本当に良かったな。とても上品で華やかなパフェだった。媚びない、周りに流されない美しさ。ほんのり甘い金木犀の鉄観音茶に救われた。

京橋千疋屋

Phantasmagoric

ぽめろまんのパフェ。ぽめろまんって何!? 国内で一軒の農家さんしか生産しておらず、京橋千疋屋しか扱っていない柑橘らしい。凄すぎ。
タイトルの「Phantasmagoric」は「変幻自在」という意味で、とにかくぽめろまんで色々やってみたんで!みたいな挑戦的なパフェだった。梅酒とかほうじ茶とかラベンダーとか、華やかな和のテイストをあわせているんだなあと思ってたら、大葉がべろって出てきてめちゃくちゃウケてしまった。面白すぎる。なんで合うんだよ。最適解かよ。
アイシングパイの蓋の下のピールに感動してしまった。これで締めるのか……。京橋千疋屋、すごすぎる。挑発されている。

Far East Bazaar

アリバカカオとデーツのパフェ

二月中になんとかチョコレートパフェを食べなくては、という使命感のまま赴いた。新宿ルミネの中に入っている、ドライフルーツやナッツなどのエキゾチックなアイテムを扱っているお店。このパフェに使われているカカオも、エクアドル産の希少なものだそうな。わたしはチョコレートに関しては完全に素人でよく分からないのだが、分からないなりにその力強さに驚かされた。正面から殴られたみたいな衝撃。鼻血が出たかと思った。花蜜のミルクジェラートが大変美味しい。砂糖不使用、自然の逞しさに抱擁されるようなパフェ。
折角だからとアラビックコーヒーなるものを飲んだら、癖が強すぎてヒィとなった。端的に言うと口に合わなかった。こういうこともある。

EMME

苺と薔薇のあつあつグラタンパフェ

月に四本目のパフェ。許されざる行為である。すみません。
EMMEのあたたかいパフェ。グラタンと銘打っているけど、実際はちゃんと甘いやつ。カスタードと苺をグツグツ焼いたものと、冷たいアイスが合わさるとどうなるか知っているか? 美味しいのだ……。さらに、和紅茶と薔薇のアイスからキルシュのゼリーの流れにわああっとなった。そう、美味しいのである……。薔薇の甘い香り、紅茶のふくよかな香り、キルシュの艶のある香り、そういうものが順番に鼻に抜けていく。
EMMEのパフェはいつだって完璧で、ちょっとびっくりする。パーツごとの意味とその目的が明確で、安心して食べられる。おすすめです。

食べた美味しいもの

思い返すと、珍しく外食が少ない月だったかもしれない。

餃子

omoemoのみなさんと食べた餃子。餃子は美味いですね。この日はずっと本当に楽しくて、混沌としていて、めちゃくちゃ良い日だった。昼から餃子でビールを飲んで、夜は肉でワインなどを飲んだ。わたしは酒を飲むと高確率で薄っすらとした希死念慮に悩まされるのだが、omoemoのみなさんと飲むときはその感情が襲ってこない。ありがたいです。

適当な中華スープ

家メシ。肉団子が目立っているが、これは別に普通で、何なら餡づくりに若干失敗しているのでそんなに見ないでください。左側の中華スープ、これがやたらと美味くできた。きのこと長芋とハム。あと中華だしとオイスターソースと醤油と生姜と紹興酒と……忘れました。わたしはスープを野菜の煮込みだと捉えていて、とにかく具をたくさん入れればそれで良いと思っている。たまにやたらと美味しいものができると嬉しいが、再現性は低い。

担々麺

担々麺が好きだと先月明かしたけど、その中でもかなり好きなお店。何回か行っている。この日は本当は近くの中華料理屋に行くつもりだったのだが、開店20分前にはすでに一巡目に入店できない人数が並んでいたので、早々に諦めてこちらに訪問した。
胡麻の風味が強くて本当に美味しい。干しエビも美味しい。肉味噌に赤味噌の風味を感じるけど、気のせいかもしれない。

全部中華じゃん。中華、好きです。点心をめちゃくちゃ食べたい欲望が、常に奥底にあるかもしれない。四大欲求。食欲・性欲・睡眠欲・点心欲。点心めちゃ食べ委員会したいです。蒸籠もほしいんだけど、使用頻度の割に嵩張りそうなので我慢している。

3月に向けたあれこれ

やっと春になる。冬が一番苦手な季節で、そのせいもあって春が一番好きな季節だ。幸い花粉症もないので、色々と出歩きたい。今日も暖かいので窓を開けていた。息がしやすい。

最近、引っ越したいなあとぼんやり思っている。猫と暮らしたいからだ。今の部屋は、春の終わりかけになると満開の八重桜が見える。桜餅みたいな濃い色で、昼になると風に吹かれた花びらを拾いに出かける。そういうことも好きなのだが、やっぱり猫と暮らすことが今の夢なのだ。まだ見ぬ猫に名前も付けた。ここでは明かさない。本当の名前は、わたしと猫が互いに抱える一番の秘密だ。ふふ。

全然3月の話じゃないな。

わたしがオタクをやらせていただいているアイドルマスターシャイニーカラーズの5周年ライブがあるので大変楽しみです。ちょっと大きな動きがありそうな予感もしており、今からソワ……としています。

そんな感じです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?