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ハートの誕生日ケーキと高校の思い出(夢)

最近、睡眠が途切れてしまいます。以下私が一晩で見た夢の話です。

ハート型の誕生日ケーキ
君が私の誕生日にハート型のチョコレートケーキをくれた。そのチョコケーキにはサンリオの赤いリボンをつけた猫のキャラクターが描かれていた。私がそのキャラクターを好きだと言ったことを覚えていてくれたのだろうか。近くに女の子がいて、私は彼女にもそのhappy Birthday!と書かれたケーキを分けた。本当は分けたくなかったのだけど。

高校時代の同級生がいた。高校時代以来だ。彼女は制服姿だった。そして髪は長く目は大きく、輝いていた。彼女の女性らしさと優しさ、太陽のようなあたたかさは変わらなかった。
つまり彼女は高校当時のままだったということである。本物だ、と思った。

夏休みの課題について
5教科共通のドリル1冊について私は完全に終わらせた。夏休み最終日になり私は各科目ごとに各々膨大な量の課題が出されていたことに気づく。
それらについては全く手をつけていない。B5サイズに両面25問もの例題が記入された数学の問題集を60ページ分。古典の問題集1冊分。1問たりとも。
私は教師になんて言ったらいいんだろう。教師の反応を想像すると私は消えてしまいたくなる。宿題を期日に提出できないなんて人権がなくなってしまう。それは学校のみならず、学校の外でも人でなくなってしまうということだ。そう私は確信している。思い込んでいる、ということだ。
そしてそれを免れるには事情を説明し、できるだけ早く課題を提出しなければならない。
そのためには毎日の膨大な課題をこなしながら、夏休みの課題というものをこなさなければならない。
それは私にできるのか?
毎日の生活だって成り立たないのである。学校には通っているけれど、全然健康ではない。なんでみんなが毎日通学できるのか私には本気で、全くわからないのだ。
膨大な量の宿題を出すのは、私には罰としか思えない。
それでも毎日学校に通わなければ。そして期日を絶対に逃してはいけない。絶対にだ。宿題をやって、家にノートを置いてくるなんて愚の骨頂だ。いかなる理由も教師は認めてくれない。期日を守らないことは絶対悪である。期日を逃したら教師たちがどんな顔をするかわからない。私は学校に通えなくなるかもしれない。
宿題を提出できなかったら私は高校生という身分を失うかもしれない。宿題ができない、学校に毎日行くのが厳しい私は、日々恐れ慄き、震え上がり、私は悪いことをしているのだ、と思い込まれていたのかもしれない。他ならぬ私自身に。
私は、自分に合った環境を見つけ出すのが下手だ。

自分に合っていない高校に入学してしまったことは確かだろう。通っている女の子たちとも校舎とも文化祭ともどれも私の体にあっていないものだったのだろう。そして私はどこの学校に通っていたとしてもそうなっていたように思う。
気持ちがしんどいのは、もともと体がしんどいのだ。当時私はそれに気づかなかった。気持ちだけがしんどいのだと思っていた。
気持ちがしんどいのは、体調不良なのである…

私たちは1週間5日どころか土曜日も通学する。毎日8時には着席して朝学習とやらを学校でやらされ、6コマをこなしその後に掃除をしてHRをして午後の4時に下校する…。それだけの体力がなかったんだろう。
私の体力、能力、実力では、高校で要求される課題の量には到底ついていけない。眠い。眠すぎる。体がもたない。相談もできない。提出は絶対。そんな3年間だったんだな。


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