インナーチャイルド


伊藤絵美 著「セルフケアの道具箱」。
第10章「『内なるチャイルド』を守り、癒す」
のワークを全てやってみた感想。



1.幾つになっても「内なるチャイルド」がいることを知る:
以前からインナーチャイルドという言葉は知っていたが私が幾つになってもいるものだとは知らなかった。これは機能不全家庭で育った人にだけあるものと思っていたが、自分にも」改めているのだと思うと、癇癪起こす時に泣いていたのはインナーチャイルドだったのだと気づいた。

2.内なるチャイルドに名前をつける:
私は小さい頃自分のことをまっこちゃんと呼んでいたのでそう呼ぶことにした。

3.内なるチャイルドの名前を呼び、応答してもらう:
幼少期の自分、子供の状態になった自分の名前を呼んでみたら、いろいろ思い出して悲しく、切なくなった。

4.内なるチャイルドに日々、話しかける:
過去の自分に話しかけようとするから辛い。現代を生きる私の小さい分身と考えるようにした。そしたら、根っこにある感情が顕在化した。

5.内なるチャイルドの存在を心と身体で感じる:
私の場合も胸あたりにチャイルドがいた。できるだけ胸に抱いて大切にしたいと思った。

6.内なるチャイルドの欲求に耳を傾け、欲求を満たす:
これが難しかった。自分の欲求を探ることだけでも意識して頑張る必要があるから、子供の自分の欲求に蓋をしてしまう。

7.呪いの言葉から内なるチャイルドを守る:
ずっと体型のことで辛い思いをしてきて、ずっと寂しくて、でも面白いことが大好きな子供が私の中にいる。大人になった私でも摂食障害、面白くなりたい欲求とそれへのコンプレックスと戦っているので、特に敏感に呪いの言葉として受け取ってしまう言葉には、生きてきて得た知見を基に、気にする必要なんてないとチャイルドに言い聞かせている。

8.内なるチャイルドを癒し、慰め、ケアする:
あの時の寂しさを私が補填し切れるとは思えない。しかし、チャイルドの面倒をみたら自分が満たされる。時に、涙が出そうになる。

9.内なるチャイルドを励まし、応援する
これは以前からなんとなくやっていた気がする。怖気付く自分に、監督のような自分が、失敗しても大丈夫と言って聞かせていた。チャイルドにもちゃんと可愛いよ、そのままで素敵だよ、と言ってあげた。チャイルドは、無能な自分に悲観しているので。そこを励ましていこうと思う。

10.内なるチャイルドと希望の言葉と共に生きていく
私はありのままで可愛い、あの時の苦しみは甘えや自分勝手ではなくちゃんと理由があり必然的に起きていたものだよ、私を傷つけてくる人はそれだけで間違ってるんだよ....
あの時に欲していた「救い」になるかもしれない希望の言葉があったら、今の自分は違っていたのだろうと思う。しかしこの人生を歩んできた結果にある今の自分に対して人生経験に伴って優しくなれているので、その知見をチャイルドに還元している感覚だ。

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