未だ今だ
新宿で適当に入った店の占い師に言われた「あなたのラッキーカラーは赤」という言葉と「25歳から30歳までの間に結婚します」ってなんの根拠もない言葉を信じてる。
でも別に、赤を身に付けているからラッキーが必ず起こるなんて思っていないし、25〜30歳の間に結婚できなかったとしても、裏切られたと逆上して占い師をメッタ刺し‼︎なんてことはしない。笑
信じるってただの自分の気持ちの持ちようであって、相手に何か責任を押し付けるようなことではないと思う。信じるというのは信じた自分に責任があるべきで、たとえ思い通りに行かなくても相手を、信じていたのに裏切られた!と攻撃していい理由にはならないのよ。
信じるってもっとラフな感じでいいんじゃないと思う。誰も知らないあなたが見えたら「おっ新発見じゃん!」って笑えるくらい緩い感じというか。偉人の言ってることをとりあえず信じたりするじゃんね。みんな。でもその偉人が自分の人生の責任をとってくれるなんて誰も思っていない。
世間一般で言われる、「信じる」という言葉には自分の思い通りであってほしいとか相手を縛ったりコントロールしようとするような意図が含まれているような気がする。期待してるよとか信じてるよとか、そんなもん勝手にされてるだけなのに相手の理想から外れたら悪者扱いされてたまったもんじゃないね。
人間なんて不完全であるし、歪な生き物なのよ。元々。1番身近な自分自身の事でさえ知らない事がたくさんあるのに、あなたと言う存在の全てを知ることなんて、他人である私ができるはずない。
あなたがくれた愛も言葉も誰になんと言われようと私は信じてるからそれは本物だよ。私から投げる言葉も愛も君を縛るためじゃないし、溢れ出した熱を冷めないうちに渡さないと気が済まない私のエゴだからね。
信じる。思い通りにならない痛みがあることも未だ知らないあなたも含めて、今をみつめること。
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