『転生しまして、現在は侍女でございます。』
伏線と気になるキャラでどんどん読み進めちゃう
評価
冒険・バトル ★
恋愛 ★★★★
政治・経済 ★★★
シリアス ★
軽快度 ★★★
キャラクター ★★★★
▶︎恋愛は？
少女漫画的です。転生した働きマン侍女とイケメン騎士の恋物語。キスまでだけど甘めです。
▶︎政治・経済は？
侍女の仕事一筋だった主人公は政治や社交やお家騒動に仕事で得た人脈・スキルで挑みます。
▶︎キャラクターは？
乙女ゲームへの転生によくいそうないいキャラが揃ってます。
あらすじ
ユリアが転生したのはゲームでは名前も出てこない侍女だった。
将来悪役令嬢となるはずの幼い王女様は可愛らしく「こんな可愛い姫さまを悪役令嬢なんかにさせてたまるもんか！」と決意したユリア。前世の知識と自ら編み出した生活魔法で姫さまを支える！
特徴
気になる伏線が尽きなくて読み出したら最新刊まで一気に読んでしまいました。
乙女ゲームに転生という舞台を上手く利用していると感じました。
乙女ゲームのヒロインへの転生者ミュリエッタが気になります。好きか嫌いかと言われると友達にはなりたくないのですが…憎めず、キーパーソンとしていいキャラをしています。
ヒロイン補正を信じて上手く立ち回り全てを手に入れようする貪欲なミュリエッタ。
それに対してちょっと卑屈なくらい謙虚に地に足につけて侍女として子爵令嬢としてコツコツ奮闘する主人公。
乙女ゲームの世界だが今は自らの生きる現実だと認められたかどうかが境目の2人のすれ違いが面白いです。
他にも話が進むごとに「なんだ！？このキャラクター？このポジションはどういうこと？」と気になるキャラが出てきて続きが楽しみになる展開運びが読み手を離しません。
また、注意点としては恋愛そっちのけで働いていたユリアにも春がきて恋愛色が濃くなります。とはいえ分別のついた大人なので嫌な感じはありませんが…。
Amazonライトノベル第1巻
▶︎小説『転生しまして、現在は侍女でございます。』をAmazonで読む
この本の次におすすめの3冊
① ヒロイン？聖女？いいえ、オールワークスメイドです（誇）
こちらはヒロインに転生したのに勝手にモブ悪役令嬢のお家でメイドとして働き出しちゃった変わり者の主人公のお話です。
②公爵令嬢の嗜み
悪役令嬢として断罪された瞬間に前世の記憶とゲームの設定を思い出した主人公の逆転劇。同じ女としてカッコいいと憧れる主人公です。
③ 転生先が少女漫画の白豚令嬢だった
悪役令嬢の取り巻きモブに転生していたらというお話。ダイエットをするライトノベルというのも変わっていて面白いです。
この記事を書いた、かの
名前:かの
好きなジャンル:ぶっ飛んでるキャラが活躍する話
苦手なジャンル:重い設定とダークなシーンが続く話
※ 重たい話は低評価になりがちです😅
よろしければサポートお願いします。