円だけの資産形成に潜む落とし穴

こんにちは。
お金の先生カノアです。

突然ですが、
あなたが銀行口座に貯金している日本円
将来気づかぬうちに減ってしまう
可能性があることをご存知ですか？

自身の資産が
『日本円』でしかない方は要注意です。

また、『不動産・株・保険』などの
金融商品へのリスク分散は大切なことです。

けれども、実はそこにも『通貨安』という
リスクが潜んでいるんですね。

日本円の通貨の価値は、
世界の基軸通貨である『ドル』と
相対的に決まっています。

【円の価値が上がればドルは下がり
ドルが上がれば円が下がる】
といった感じですね。

つまり、
一つの通貨だけで資産を保有していると
将来その通貨の価値が下がった時、
あなたの資産が減ってしまう可能性があります。

年々人口が減り、
増税も行われている今の日本では
赤字国債が増え続け、
将来円安に進んで行くことも考えられます。

それがなくとも、
国として円安に誘導し、
物価目標の達成を目指しているという
現状もあります。

それでは
いくら『円』の資産を増やしたところで
あなたの資産は日に日に
減ってしまっていくことになるのです。

せっかく努力して形成した資産ですから、
なんとしても守りたいですよね。

そのためには、
『円』以外の通貨を資産として持ちましょう。

まだ持っていない方は、
まずは扱いやすい
『ドル』を持つことをお勧めします。

『円』と『ドル』を半分ずつ
資産として持つことで
円の価値が下がったとしても、
ドル資産の価値が上がるので
総合的に減ることはありません。

通貨の価値のリスクヘッジ、ですね。

日本人の90％は
『円』としての資産しかもっていません。

多くの企業や国は、通貨の分散をして
資産が減らないようにしています。

あなたもこれを機に
「通貨」の分散をしておくと良いでしょう。