ものが起きては
はじめまして。
液体をひろうのが好き、と、
それがわたしのすること、と思っていたのですが、
それでは具体的なものものに囲まれているこの人びとに、まず目も向けてもらうきっかけすら失われているのではないかと、それはみんな分かりきっているからものを拾い上げているんじゃないか、と、
またひとつ沖に流された昼休み、そして浮き輪を掴むように文字を探す夜。
最近になって、こんなことはただの歩行だと、体も認識するようになりました。
ただ歩くことは、言葉通りとしても間違いのなく好きなことです。それもどこに向かっているのでもなく、というのが本当は最も快い。
知らない道を歩くというと、自分に見合わず大きな感じの聞こえがするので、歩く というだけです。
ものが起きては、今日のところは歩いている。
明日休みだ、早く起きてぐずぐずしたいので、ひとつめこのへんで。
書きたいぶんだけ書いていくね。