転学科のすすめ/実際に転学科して分かった転学科前にすべきこと

はじめに

転学科というと、一般的にはあまり進路の選択肢にはないことだと思う。
実際、ネット上でも転学科に関してアトバイスが書かれたような記事は少ない。
そこで、実際に大学二年生で転学科した私自身が感じた注意点など記事にまとめる。
この記事を見ている転学科に興味がある人のためになると嬉しい。

自信の体験談

まず自己紹介というか、私自身の転学科の経緯について軽く話しておこうと思う。
私が転学科を決心したのは1年の二月だった。
そのため、1年の春休みには転学科を申請したが、実際に転学科したのはそこから一年後の春であった。
これは大学にもよるのだが、転学科の考査をするのが1月中であることが多く、これを過ぎると来年に持ち越しになる。
そのため、仮に転学科の申請をするなら早めに行った方が良い。
この経緯から分かるように、この記事は基本的には、私のように転学科を申請してからそれが通るまで期間のある人に向けた者である。

転学科の注意点

ここからは実際に私が転学科して感じた、転学科の注意点についてまとめようと思う。

転学科の条件について

大学にもよるが、転学科の条件として次のものがあると思う。

  1. 成績がある基準以上であること

  2. 転学科の試験に合格すること

  3. 転学先の定員数が一定数以下であること

  4. 入学試験の点数が転学先の基準(合格最低点)を満たしていること

ただ、実際には2と4以外はそこまで気にしないで良い。
「成績がある基準以上であること」に普通の学生の範疇なら別に問題がない。
3は、4の基準を満たしているなら入学試験と同じく定員数をオーバーしてても合格となる。
とはいえ1については先生に成績の基準についてよく聞くと良い。私の場合、実のところ成績の基準はないようなものだった。

転学科間にすべきこと(最重要)

ここからは主に転学科前にするべきこと、より具体的にはおすすめの他学科履修の計画法について説明する。
転学科前にすべきこととして、まずはじめに自身の今いる学科・転学先の学科の留年基準・卒業基準をよく見て必修科目の履修計画を立てて欲しい。
なぜなら、仮に今いる学科の留年基準などが緩いならば、転学科先の科目を優先的に履修した方が良いためである。
基本的に転学科では、自身の今いる学科の科目も仮に転学科出来なかったときのため、履修する必要がある。
しかし転学科先の科目と重なり履修出来ない場合、それは履修の遅れとなり(実質再履)、転学科した後に困ることになるからだ。
この問題を出来るだけ解消するには、他学科履修を積極的に履修した方が良い。
さらに言うと転学前の履修計画として、仮に転学科出来なかった場合、どれくらい取らなくても「どうにかなる」かを考えて計画を立てることをおすすめする。
実際に私の場合、3年次は殆ど必修科目がなく、進級基準も特にないため、
二年の必修科目を完全に取り切らなくても三年で取ればどうにかなった節がある。
そうとは知らずに転学科先の科目を優先せずに、3年終了時の卒論基準を満たすように履修したのは失敗だったと言える。
もちろん、この辺の話も先生に相談して履修計画を立てることをお勧めする。

また、転学先の1年生より進んだ科目を取るのは前提知識がないため大変そうであるが、成績基準が緩いなら仮に落単したとしても来年のためになるからお勧めする。
転学科した後に落単するよりは遥かにマシである。
もし、成績基準が厳しいならばその科目に潜るなど、転学した後のためになることをした方が良い。
加えて自信の今いる学科とかなる場合については、友達を頼るなど、サボってでも潜った方が良いだろう。



おわりに

ここまで、私自身の体験を踏まえた転学科上の注意点についてまとめてきた。この記事がこれから転学する人のためになれば幸いである。あくまで個人的な体験から考えたアトバイスなので、程々に参考にすると良い。







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