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色々な臭いをとる方法

おはようございます!!
実は、今日からビヤホールが始まります!
内の店が入っている施設の屋上であるのです、毎週金、土、日曜日にあります。

私は、お酒が苦手なんですが、場の雰囲気は大好きなんです♪
もちろん、早速今日からいきたいと思います♪
先程聞いたら、今日は少し肌寒いので、もつ鍋をするらしく非常に楽しみです♪

さて、今日は、「汚れの種類と性質」についてお話ししたいと思います。

汚れの種類と性質ーアルカリ性と酸性ー

汚れの種類と性質

汚れの全てをアルカリ性と酸性に分かれることはできません。

汚れは、水溶性か油溶性、液体か個体か等によって総合的にとらえる必要があります。

しかし、アルカリ性の汚れか酸性の汚れか、どちらでもないのか等、どのような性質のシミかを考えるクセをつけることは大切です。

アルカリ性のシミは酸性のクエン酸で、酸性のシミはアルカリ性の石けんや重曹などで落とします。

臭いも同じです。

タバコの臭いはアルカリ性ですから、クエン酸液に付け込むことでスッキリとれます。

石けんでしっかり汚れを落としてから、最後のすすぎの後にクエン酸液に付け込むと効果があります。

シミのメカニズム

シミのメカニズム

シミは、上図のような順番で付着していることが多いと言われています。

まず、油溶性のシミの処理をしてから水溶性のシミの処理をするというように、順番にシミ抜きの処理をしていくことが大切です。

たんぱく質は、酵素で分解します。

色素のシミなど繊維が酸化してしまったシミは、漂白という工程が必要になります。

色々な臭いをとるには

タバコの臭い

臭いにも色々な性質があります。

その中でもタバコの臭いと尿の臭いは、アルカリ性の臭いですからクエン酸で解決できます。

石けんで通常通り洗い、きれいに汚れを落とした後にクエン酸液に付け込みます。

作業着上下の場合、20ℓのぬるま湯にクエン酸を5~7g入れて30分~1時間程度つけ込み、脱水後に干します。

まだ臭いが残っていると感じたら、クエン酸を2倍ぐらいにしてつけ込み、もう一度すすいでください。

乾いてからスチームアイロンでたっぷり蒸気をかけて仕上げればより効果的です。

色々な臭いをとるには

汗の臭い

汗くさい臭いが洗っても取れないとよく聞きます。

その原因はいくつか考えられます。

一つは、キチンと汚れが取れていない(洗濯できていない)ことです。

水量と石けんの量と洗濯物の量が適正量でなければ、汚れも臭いも落ちません。

洗濯をするという行為は、水に汚れや臭いを移し取るという作業なんです。

水量が不足していると汚れを水に移しきれません。

汚れが毎回残っていると雑菌が繁殖しそれがまた臭いの原因になってしまいます。

洗濯物の量を減らし且つ、すすぎの回数を増やして水量を増やしても解決しないときは、スチームアイロンでせんいの間をいきおいよく蒸気が通過するようにアイロンがけをしてください。

スチームアイロンで消臭効果

タオルやシャツの生乾き臭や部屋干し臭が、何度洗っても取れないという悩みもよく聞かれます。

頑固な臭いは、繊維に臭いの粒が絡みついていると言われています。

大量のスチームをかけると、臭いの粒がパチンと弾けて空気中に臭いが飛んでいくという感じなんです。

実際に私たちも、工房なのでアイロンがけの作業をしている時も、大量のスチームをかけると臭いがたくさん出てくる衣類があります。

スチームは色々な臭いをとるのにかなり威力を発揮する有効な手段なんだという事を頭の片隅に入れておいてください。

スチームアイロンで消臭効果

はい!!
今日はここまでとさせてください。
明日は、(醤油・口紅・泥のシミ抜き)についてお話しします。

では、また明日お会いできるのを楽しみにしております。


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