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自分を整える方法㉖ 【原因についての楽観的・悲観的な考え方】

おはようございます!!


私はよく人から
「ほんとにポジティブだね~」って言われることが多いんですが…
実は…心の中では
「なんで、そんなこと簡単に言えるのかな??」
と思っています。


確かにふだんから他人に対しては
否定的なことは言わないようにしています。
なので必然的にポジティブな言動になるかもしれません。


しかし、それは相手の方を
その時点以上に不快にさせたくないからです。


ひょっとしたら違うかもしれませんが…
私は、ポジティブな発言になる前には
めちゃくちゃ悩みまくり、首はうなだれ、ため息もつきながら
考え込みます。
これをさんざんやった後で、やっとポジティブな発言ができます。


だからこそ、こんな練習も役に立つのかもしれません♪
では今日のお題にはいりたいと思います♪
よろしくお願いします。



ステップ4

原因についての楽観的・悲観的な考え方


原因を推測する

ある結果が出たとき、なぜそうなったか、その原因についての考え方を「原因帰属」といいます。

例:パチンコで大損したとき「今日は運がついてなかった」
「ちょっと調子がでなかっただけ」「たまには負けても、平均すると勝っている」

この例のように楽観的に原因を考える人は、懲りずに再挑戦するでしょう。
そしてその結果として、技能を伸ばすこともあり、泥沼に陥る危険性もあ
るでしょう。
そうかと思うと結果が少しでもよくないと、すぐに悲観して、「もう人生
終わりだ」などと悲嘆にくれる人がいます。
では、ここ最近で一番印象に残っている出来事で、その結果になった原因
を自分なりに考えて書き出してみましょう。


推測ゲーム

以下のような場面を想像して、その原因を推測してみます。

1)A君は好きな人にメールで気持ちを伝えたのですが、その人から返事が
来ません。どうしたのでしょうか?あなたがA君だったら、どう考えますか?

①いきなりメールしたから嫌われた。
②プロバイダーの事情でメールが届かなかった。
③多分、忙しくて返事ができない。

2)Bさんは、地元の小学校の教員採用試験に合格して、先生に採用されました。
どうして合格したのか?合格の原因について、あなたはどのように考えますか?

①運がよかったから。
②本人の実力が発揮できたから。
③周りの理解があったから。


1)と2)のあなたの答えの判断を推測してみましょう。

1) あなたの答えは(      )
判断の傾向として、
①の答え: 自分に非があったと考える悲観的な判断(c)。
②の答え: マイナスの出来事の原因を偶然のせいにする判断(b)。
③の答え: 他の人にマイナスの出来事の原因があると考える判断(a)。
といえるでしょう。


2) あなたの答えは(      )
判断の傾向として、
①の答え: よいことの原因を偶然のせいにする判断(e)。
②の答え: 成功の原因を本人の力に求める判断(f)。
③の答え: 自分以外に成功の原因があるとする判断(d)。
といえるでしょう。


2つの場合について、合わせて考えてみます。
1)の場合はマイナスの出来事
2)の場合はプラスの出来事。
マイナスの出来事の原因を自分のせいにし、プラスの出来事の原因を自分以外に求める傾向がある人を「悲観的な傾向の人」と言いいます。
そして、その反対に考える人を「楽観的な傾向の人」と言いいます。
このような出来事の性質による原因判断の相違を楽観、悲観のタイプに分け
ると以下の表のようになります。
なお、自分の原因としては、能力という比較的安定的な原因と努力という変動的な原因が、また当事者以外(周囲)の原因については、運や相手や課題の難易が代表的なものになっています。

楽観的・悲観的なタイプ


起こりそうな出来事の原因に関する質問

これから先の出来事として10項目をあげました。
あなたにそのことが起こり得るかどうか、以下の基準で1,2,3,4のどれかに○をつけます。
そして、その原因が、あなた自身にある割合を自分( )に%で、自分以外にある割合を他( )に%に記入し、合計が100%になるようにします。
※1:起こり得る2:どちらかといえば起こり得る3:どちらかといえば起こり得ない4:起こり得ない

①.1日も遅刻をしない1か月は、1 2 3 4
          自分(   )%   他(   )%
②.仲間とけんかになることは、1 2 3 4
          自分(   )%   他(   )%
③.友達と楽しく過ごせることは、1 2 3 4
          自分(   )%   他(   )%
④.買い物にいってサイフがないことは、1 2 3 4
          自分(   )%   他(   )%
⑤.街で声をかけられることは、1 2 3 4
          自分(   )%   他(   )%



これから先の出来事として10項目をあげました。


あなたにそのことが起こり得るかどうか、以下の基準で1,2,3,4のどれかに○をつけてください。
そして、その原因が、あなた自身にある割合を自分( )に%で、自分以外にある割合を他( )に%に記入し、合計が100%になるようにします。

※1:起こり得る2:どちらかといえば起こり得る3:どちらかといえば起こり得ない4:起こり得ない

6.授業(仕事)中に私語を注意されるのは、1 2 3 4
          自分(   )%   他(   )%
7.よい成績をあげることは、1 2 3 4
          自分(   )%   他(   )%
8.マイナスの評価を受けることは、1 2 3 4
          自分(   )%   他(   )%
9.レポートをほめられることは、1 2 3 4
          自分(   )%   他(   )%
10.電車で足を踏まれることは、1 2 3 4
          自分(   )%   他(   )%


将来の出来事について、それが起こり得るかどうか、その際の原因は自分か
他かについて、点検したが、続けて以下も考えてみます。

ア)あなたの起こり得ると予想していることの中で、もっとも起こり得ると思うことは何ですか?


イ)起こり得ることの中で、自分の方に最も原因があると思うことは何ですか? それはどうしてですか?


ウ)自分の外に最大の原因があると思うことは何ですか?それはどうしてですか?



楽観的―悲観のよさと課題

1)楽観的であることの長所と課題


• いろいろな過去の出来事を振り返ったとき、もっと楽観的に考えたなら、人生がもっと楽しく、自分らしく生きることができたと後悔することが
ありますか?
• 楽観的であることのよさと課題について、あなたの経験に基づいて考え、
以下に書きだしてみてください。


2)悲観的であることの問題

  • 過去を振り返って、悲観的であったためによかったと思えることが何かありますか?

  • めったにないと思いますが、もしあるとすれば、2つの場合が考えられます。

  • 1つは、悲観的であったために、じっと動かずにいたところ、棚から牡

  • 丹餅的に、思わぬ良いことが起こったという場合です。

  • このような、思わぬ良い結果によって、消極的に待つということが習慣化すると、長い目でみて後悔することが多い人生になることが案じられます。

  • もう1つは、人生の早期に、悲観的にならざるをえないような、大きな

  • 不幸な経験をしたことが考えられます。

  • あなたのこれまでの人生で、どんな経験が悲観的な気持ちを起こしたましたか?

  • そのときの経験を見直して、考え方を修正してみましょう。


はい!!

今日はここまでとさせてください♪

明日は「心残りを越えて今を生きる」というお話をします。

また明日もお会いできるのを楽しみにしております♪



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