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質問力を上げる方法⑲ 【セクション6】コールド・リーディング全体像

おはようございます!!

とうとう、「質問力を上げる方法」の終わりがきました…
過去一、難しい言葉(私にとって)などがあって
何回も参考図書を読みました。


けど、よくよく考えたら
シンプルなことなんですけどね~♪


ということで
最後の回をお楽しみください♪
では今日もよろしくお願いします♪



【セクション6】コールド・リーディング全体像



コールド・リーディングの指針

• オレゴン大学の心理学教授レイ・ハイマンの著書に、コールド・リーディングを成功させるための13個の大切な指針を挙げられています。

1:いつも自信を持つこと。

自分のやっていることに確信を持っているように見えることは、実際に革新をもっていることより大事です。
あなた自分を信じれば、リーディングの対象者もあなたをより良く信じるようになります。
逆に、あなたが自分の能力に疑いを抱いてしまうと、対象者もあなたを疑うようになってしまいます。

2:最新の統計をいつも調べておく。

コールド・リーディングの多くは緊張をほぐすところから始まるので、統計やデータ、調査結果などを役立てると良いです。
例えば、その人の宗教、職業、住んでいる町などの情報を拾い出したいなら、この前の選挙ではどういう方法で投票したか、と対象者に訊くだけで、あなたは持っているデータを使って「超能力」を発揮することができます。

3:謙虚であれ。自信と謙虚さは両立する。

つまり、自信に満ちていながら、謙虚であることはできるのです。
対象者への語り合いを謙虚に始めたなら、正確なリーディングでその人を驚かすことができるでしょう。

4:協力が鍵だ。

あなたは、リーディングの最初のひと言を始めるよりも前に、これから読むクライアントの協力を得たいもののはずです。
リーディングの成功は、クライアントが自分の考えをあなたに伝えてくれるかどうかにかかっています。
協力はまた、リーディングが上手くいかなかった際のアリバイにもなります。
ただ、クライアントに「あなたの集中が足りなかったからだ」と言えば良いだけです。
リーディングでどんな発言をするにせよ、クライアントにその発言と自分の人生を結び付けられないか一生懸命考えさせるのです。
前述したように、人は結びつけたがるものだし、対象者はあなたを喜ばせたがるものです。


5:小道具は役立つ。

タロットカードや水晶玉のようなものが絶対なければと言うつもりはないが
、質問を繋げる間のつなぎとして便利に使えます。
雰囲気作りに役立つし、またあなたから注意をそらすためにも使えます。
しかし、覚えておいて欲しいのは、小道具はあなたの観察の妨げになる場合もあるということです。


6:切り札になるフレーズを武器にする。

何か言わなければならない時、間が悪い時に、すぐに出してきて使えるフレーズを用意しておきます。
そうしたフレーズの在庫が色々あると、あなたのブランドを確立するためにも役立ちます。
工夫のあるフレーズを考えてみましょう。


7:目を見開いてしっかりと観察する。

あなたは、ただクライアントの言葉に反応しているだけではないのです。
身振り、服装、その他のスタイルなどを観察することが、効果的なリーディングをするのに大事なのです。


8:「釣り」をやろう。

誰かを釣って何かを引き出す場合は、その人が言った内容を焼き直して質問
やポジティブなメッセージに変えて投げかけます。
クライアントはしばしば、それへの答えとして、リーディングに役立つ新しい情報を返してくれるでしょう。
その際、クライアントは自分が行ったことを繰り返しているだけだということは忘れてしまっている場合が多いのです。


9:話す前に聞く。

クライアントの態度に何かピンとくるものがあったならば、クライアントがあなたにこれからドンドン話そうとしているところなのです。
なので、あなたは黙って間を取り、クライアントに自分の言いたいことを言わせてあげましょう。
「超能力者」にリーディングをしてもらうよりも、自分が喋っている時間のほうが長い、と言う人は多いのです。


10:ドラマティックに振る舞う。

時々、リーディングの最初の方で「言うことが少ししか無いな」と思うことがあるでしょうが、そんな時は、効果的にゆっくりと言います。
長ったらしい単語を使って大げさに芝居がかった感じで話しましょう。


11:もっと何かあるふりをする。

病院で診察を受けて、医者が何かまだ隠していると思ったことはないでしょうか?
それがまさに、リーディングをする際にあなたが取るべき態度なんです。
クライアントは、まさか当てられると思ってもみなかったことを当てられ、あなたの能力を信じるようになると、もっと何か言って貰えることがあるのではと思うのです。


12:お世辞は万能だ。

相手が喜ぶようなお世辞を言うことは、決してリーディングの邪魔にはならりません。
クライアントがあなたのポジティブな言葉に反論しようとする場面もあるかもしれないですが、あなたは単純に「あなたは自分を褒める人に対して懐疑的な所がありますね」と返せば良いだけです。


13:クライアントが聞きたいことを言う。

コールド・リーディングにおいては、これが黄金ルールです。
聞きたいことには人は反応します。
だから、クライアントが何を聞きたいかを素早く判断すればよいのです。



コールド・リーディングの流れ

今までお伝えしてきた要素で、リーディングを構築していくが、すべてを使う必要はありません。
クライアントに合った正しい道具だけ使っていきましょう。
コールド・リーディングは基本的には、ほとんどが即興ではあるが、ある程度は自分の得意な武器を幾つか磨いておきましょう。
その上で、どんなクライアントが来ても柔軟に対処できるように、テクニック要素を豊富に揃えておくのです。

• コールド・リーディングは大きく5つの段階を踏んで進めていきます。
1,セットアップと武装解除(Set Up&Disarm)
2,開始(Launch)
3,橋渡し(Bridge)
4,拡張(Expand)
5,きれいな締めくくり(Tidy Conclusion)


1:セットアップと武装解除(Set Up&Disarm)

• まずは、自分のスタイル、クライアント、リーディングの文脈に合わせ、本書のセクション1で示した「セットアップ」を行います。
• クライアントが不安を感じていたり、心を閉ざしたままで始めると、リーディングが上手くいかないからです。
「セットアップ」の中の「協調的な解釈を促す」と「親密な雰囲気を作る」は不可欠です。
• また、クライアントが疑いを持っている場合は「信用度を印象づける」と共に「リーディングの体系を信用させる」ことを意識しておきましょう。
クライアントの懐疑的な姿勢を和らげることに全力を傾けるのです。


2:開始(Launch)

• リーディングをスムーズに進めるためには、いきなり始めから即興リーディングはやらず、経験上うまくいくことが分かっていて安心して使えるフレーズを使って自信に満ちた雰囲気を出すことが大事です。
• こちらが自信を持つことで、クライアントもこちらに安心して流れを委ねてくれるのです。
• オススメの方法は、クライアントの若い頃の話から始めてみます。
「曖昧な事実」「幼児の記憶」を使いながら言葉をつないでいきましょう。


3:橋渡し(Bridge)

• リーディングの導入部分から、主要部分へ進んでいくには、クライアントの「主要なテーマ」を探し出さなければなりません。
• 多くのクライアントは、何か具体的な問題への助けやアドバイスが欲しくてリーディングに訪れます。
こちらが正しい場所にフォーカスしてリーディングを行うことができれば、クライアントも安心してリーディングを受けることができます。
• 情報を引き出すためには、様々な質問法を使うが、「ベールをかけた質問」が最も使いやすいはずです。



4:拡張(Expand)

• クライアントの「主要なテーマ」が分かれば、あとはテーマを強調しながら進めていきます。
ここまでで、クライアントからの断片的な情報も幾つかは得ているはずです。
• リーディングの進行とともに、常にクライアントからのフィードバックを受け続け、リーディングの方向を定めていきます。
• 幾つかの要素を使い分けながら、できればクライアントに強い印象を与えるヒットを狙っていきます。
「まぐれ当たりを狙う推測」や「プッシュ・ステートメント」を積極的に使ってみましょう。



5:きれいな締めくくり(Tidy Conclusion)

• リーディングの最終部分では、未来の予言に関する要素を使います。
「ポリアンナの真珠」を使えば、安全にリーディングをうまく締めくくることができるはずでしょう。
• 最後に「リーディングを要約する」をしておき、クライアントの今後の成功とご多幸を祈りながら、リーディングはすべて終了となります。


はい!!

ここで、今回の
「質問力を上げる方法」を終わりにしたいと思います♪
19回もお付き合いいただきまして有難うございました。
今回は何度も下記の書籍を読みましたのでご紹介しておきます♪
機会があれば是非一度読んでみて下さい♪

参考図書
• 心を操る超プロメンタリストになる!
(ヒカルランド)サイモン・ウィンスロップ著
• コールド・リーディング人の心を一瞬でつかむ技術
(楽工社)イアン・ローランド著
• コールドリーディング
(フォレスト出版)石井裕之著


最後に…

「優れた質問」とは?
自分の「自叙伝」を書くときに記憶を想起させる質問。
自分の「生活史」を作成していくときに自分に投げかける質問。
「自叙伝」は自分のエピソード、「生活史」は時代背景・歴史
自己との対話を深めながら意識下にある記憶を想起・保持すると?
「本当の自分」「自分の価値観」「人生観」が明確になり、あなた本来の
自分らしい「本当の目標」が見えてくるのです。


はい!!

また、明日から「0から1を生み出す、創生力」のお話をしていきたいと思います♪

また明日もお会いできるのを楽しみにしております♪











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