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世界で最もアートでショッピングな空港

先日、飛行機の乗り継ぎで、カタールのハマド国際空港に立ち寄りました。日本やシンガポールの空港もすごいけれど、この空港もあごがあんぐり開いたことがたくさんあったので、すこしお伝えできればなぁ、と。

アートがあふれる空港

どうやらハマド国際空港は、アート作品が多く展示されていることで有名のようで、あらゆるところにドデカなアート作品が点在されており、これだけで世界でもトップクラスの空港のたたずまいです。この空港自体がまるで大きな美術館のような空間です。

最も有名なアートは、この空港のアイコニックなキャラクターにもなっている黄色いクマ。
なんとタイトルは「Untitle」、せっかくのアイコニックなキャラクターなのになんて呼べばいいんだ?(笑)。「あー、あのハマド空港の黄色いく」

このなんとも施設オーナー泣かせなアーティストの名前はUrs Fisher(ウルス・フィッシャー)。時間の経過とともに変化する作品をつくることで有名なスイスの現代アーティスト。
確かにこのぬいぐるみも、私達が小さいころに遊んでいたぬいぐるみのようにどんどんすたれていきそう。しかもドデカなライトで照らされているので、まるで生地の痛みを早めているようにすら見える。

子供の遊び場までアートで出来ていて、国際的なハブであるこの空港では、長い時間をつぶさなくてはいけないので、お父さんとお母さんの気持ちをよく考えられている。ありがとう。

緑化というより森化

空港の中心に位置する中央広場は、緑豊かで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。ここでは、自然光がたっぷりと降り注ぎ、観葉植物や花々が美しく配置されています。この緑のオアシスは、長いフライトの疲れを癒やし、一息つくのに最適な場所です。
木の根とかはどのように収められているんだろう。最近は、この大きな木や珍しい木を様々な場所に置く技術がすごく発展しています。
家で植物があってもあんなにすぐにダメになってしまうのに、緑化というより森化を進める技術に圧巻です。

トップブランドが凝縮

「私達は、世界で一番のショッピング空間を目指しています!」と、
いたるところに広告が張ってあるほど、便利な空港としてのサービスだけでなくショッピングでも一番を目指していることが分かる、分かりやすいメッセージで運営されていました。

ショッピング愛好者には特に魅力的なのではないでしょうか。
ルイ・ヴィトンなんかは近いところに2か所もあり(笑)、
各ブランドのカフェがあり、
FENDIのスイーツまで、

空港のなかでの店舗には、ブランド側にもメリットがあり、当然、世界のセレブが乗り継ぎする際に見るので宣伝効果もあります。
一般的にブランドが独自の世界観を店舗の外観でだそうとしても、建築基準法や広告の法律等で規制がされてますが、空港のなかであれば、内装と同様なので遊びしろがたくさん。
下の写真にあるようなヴィトンのようなかわいい外観まで作れてしまうところは、ブランドにとってはとても大きなメリットかと。

空港での待ち時間も、これらのブランドショップを巡ることで、退屈な時間ではなくて楽しい時間に変わります。みんなが嫌だなぁとか思っている時間を楽しい時間に変える力、とても参考になります。

トップを目指すのは価格もか(笑)

ハマド国際空港は、アートでもショッピングでも緑化でも世界一を目指していることが、良く分かりました。そして、たぶん価格もトップクラスかと。

のどが渇いたのでコンビニに入り、飲み物を買おうとすると、なんと
エビアンのしゅわしゅわが、22QARなので日本円にすると880円。。。1QAR(カタールリアル)=40円(2024年3月)

当然、のどの渇きをなかったことにして、次のフライトの時間を待つことにしました!

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