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新曲が完成した

コーヒーをイメージしたインスト曲ができた。
今年一の出来かもしれない。

前半はコーヒーを飲む前の状態。
後半はコーヒーを飲んだ後の意識の状態。を意図した。

https://note.com/kannmuri_chisato/n/n96bd8fd3176d

新しい試みとしては
・イントロとアウトロに環境音の挿入
・アコースティックギターはラインとマイクの同時録音
・メトロノームなしの自分のタイム感での録音
・ベースは完全にルート音のみ
・使ったことのないリバーブの仕様。「教会」というエコー感Maxのモードにした。
・録音前に音を作り、録音後のイコライザほぼ不使用


自分の曲は出来た瞬間ほど、最高に感じてしまい、日が経つにつれ冷静になっていくが、その錯覚を差し引いても今回は結構良いと思う。

単純に音が2~3年前よりも綺麗に録れるようになった。
アコースティックギターはマイクとラインの2チャンネルで録音してミックスした。
以前まではマイク一本だけだたので、広がりがなかったのだが、ラインとマイクの微妙なタイムラグが奥行きを与えている。

あと、曲作りは録音する「前」が肝心だと今回改めて思った。


今回はこのニラジさんというスーパーグレートなエンジニアの動画を見てから作った。

ニラジさんは録音の前日に完成形のイメージを完璧に作り上げ、その為のマイクや楽器の選定を行っていた。
実際の録音中に楽器やマイクを交換することは「一度」しか行わいことに決めているらしい。
ちゃんとイメージできていれば一度の交換で完全に修正される。一度やってダメだったら前日のイメージと準備が足りていない。
つまり楽器や機材ではなく自分に問題がある。とサラッと話していて、衝撃的だった。

録音前に全て準備する。という彼のスタンスで録音してみたら、、、驚くほどスムーズに、、、、、、、、、、、、、、、なんてことはなく結局録音だけで3時間くらいかかった。
そして、その勢いに乗ったつもりだったがミックスにも2時間くらいかかった。

準備したつもりだったが、まだまだだったのだろう。
プロの現場ほど録音はすぐに終わるらしいが、自分は今回も結局30テイクくらい録り直した。
こんなことをしたらニラジさんにつまみ出されるだろう。一人でやっているから許されるものの、もっと録音する前に「練習」しないといけない。

飽きるほど練習して、ハイボール飲みながらでも完璧に弾けるようになってようやく録音できるレベルなのだろう。

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