【日記】現地

最近中東のニュースを見ることが多いので私の中東への関心が高まっている。
ニュースだけでなく、中東の歴史を調べたりyoutubeで現地の街並みを歩く動画などを見ている。
日本のニュースのイメージと全然違うことが多くてびっくりする。
時間帯や撮った時期のせいもあると思うが、意外に街並みは綺麗で穏やかだったり、普通にエルサレムのある場所にはナイキやザラがあったりする。
道端でエレキギターを弾いている人がいて、キーがEmでいつも私が弾いてるキーと同じだった。

狭い路地には狭く細長いレストランがあり、テラス席が人気でにぎわっている。雰囲気はフランスやイタリア、ドイツなどと同じである。
市場みたいなところで買物をし、広場に週末限定のキッチンカーみたいなのがたくさんいて、そこでビールを飲んだり談笑したりする。ストリートミュージシャンがそこかしこにいて陽気な音楽を演奏する。
１年くらい前のガザ地区の街を歩く動画も、意外に穏やかである。道路に信号がなくものすごい頻度でクラクションが鳴っている。ニューヨークみたいにパトカーのサイレンはなく、クラクションだけが２秒に１回のペースで鳴り続けているガザ。元気な子供がたくさんいて、道端でカラフルな靴下やスニーカーが売られている。歩道にそこまでゴミは落ちておらず、土日の渋谷の道玄坂の夜の方がよっぽどゴミが多いと思った。

色んな国の現地の動画を見て思うのは、人間は日々そこそこ美味しいご飯を食べ、生活に必要な衣服を近所で買い、休日には楽しくお外で談笑したりビール飲んだりする。そういう普通の営みが全人類にとって共通の幸せの形なのではないかと。