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<雑記>1月2日の東銀座

ゲキシネ『薔薇とサムライ2』を見た時のあれこれ。

〇東劇ビル、築昭和50年ということで、レトロモダンなデザインがあちこちに。
1階から映画館の入り口に上がるエスカレーターの空間が特に良かった。
写真撮っておけばよかった…。
案内板のフォントも良かったです。


東劇ビルは松竹本社がある、ということで、映画館と同じ階に「松竹 試写室」という表示のドアがあって、「ここに試写室あるんだー!」と盛り上がる。
1階のナチュラルローソンに買い物に行った時に、エレベーターホールでスーツ着てネクタイ締めた男性2、3人を見かけ(松竹の人かなー、正月2日から出勤してるのか…)と思ったけど、帰りに歌舞伎座の前を通って、(今日、初日か!!)と気づきました。
歌舞伎座の初芝居の初日なら、そりゃ休んでる場合じゃないわー。

〇チケット申し込み時に「映画本編は時間通りに始まります」と注意書きがあったので、予告編がないんだろうと思っていたら、”客入れの時間に予告編を流している”スタイルでした。
おかげでシネマ歌舞伎の予告編が見れた。
シネマ歌舞伎『アテルイ』の映像を初めて見ましたが、殺陣のシーンで新感線おなじみの「キン!」という感じの効果音がついてて(おおっ!?)となった。
歌舞伎における殺陣、というか刀を交わすシーンってすごくスローモーションで(それが歌舞伎における演出効果なのは分かっているけれど)、それまでけっこうセリフだの音だので緊迫感を盛り上げていても、いざ刀を抜いて相対!と思いきや「よーおっ、」みたいなのんびりした感じになってしまうのがいつも拍子抜けだった。
劇団☆新感線を初めて見た時、「セリフや設定に歌舞伎的な要素がありながらも、音楽(ロック)や立ち回り(殺陣)は現代的でより格好いい!」と興奮した。(演目が『阿修羅城の瞳』だったのでより歌舞伎っぽさを感じたのだと思うけど)
だからわざわざ歌舞伎でいのうえ歌舞伎を見なくてもなー、と思ってたんですが、殺陣が新感線の演出っぽいなら、ちょっと、興味あるかな、などと……。

〇鑑賞後は道向かいの銀座松竹スクエアへ。
KOMEDA is(植物由来食品を提供するコメダ)で遅いランチを食べました。


植物由来のみのミート?ソース


松竹スクエアロビーの鏡餅。

干し柿や伊勢海老などで豪勢な飾りつけ…、はわかるんですが、この金柑(?)のちりばめかたがすごい。
こんなの初めて見た…、ほんだわらの滝を泳いで上る鯉のように飾られている…。
こういう飾り方があるんでしょうか。

松竹スクエアの大谷図書館にも興味があるのですが、閉架式なんで、何か調べる目的がないと行かれないなー、と思ってたら、「所蔵資料ミニ展示」というのもあるんですね。
更に今年1月から「今月の芝居から」という展示もはじまったもよう…!

こういうのあると行きやすくなるので、ぜひ定着してほしい~。

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