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『この動画は再生できません』シーズン1・2を見ての感想と妄想(ネタバレあり)(その2)

前回の記事を書いたあとで、また見返したり、考えたりした分の追加です。
あくまで個人の感想と妄想、いろいろ勘違い・間違いご了承くださいませ。
随時修正してます。
シーズン1・2ともネタバレしてます。


(ネタバレのためワンクッション)

TVK水曜深夜の録画予約をそのままにしていたら、HDDレコーダーにBLドラマが録れていました!
最初理由が分からず、(な、なぜ?)と動揺してしまった。

(ここからネタバレ)

・鬼頭の死の真相について
「なぜ鬼頭は殺されたのか」って、そりゃ死体始末屋の車&ナンバーを撮影してしまったからだよ…という話ですが(前記事も修正しました)、私は中華屋さんにそんな裏の顔があるとは思いたくなくて、前記事の通りいろいろ理屈をこねていたわけです。

しかしシーズン2・4話を見返すと、中華屋は鬼頭を殴ったあと、スマホで鬼頭の顔を撮影してるんですよね…(画像検索で素性を探るため?)。
(2023.11追記
コメントにて「撮影はスマホの顔認証でロック解除するためでは」とのご指摘が。
そうだとすると、メールの内容とか筒抜けなわけで、誤字による人の取り違えとかは成立しなくなりますね…。)
その後スマホを操作しようとして、ややいらだった感じで手袋外すところとか、演技とディティールが細かすぎる。
再現映像パートは江尻の推理(想像)パートで事実ではないんじゃないか、と推測してたけど、やっぱり中華屋さんの正体は確定なのかな…。

ただ、死体始末の再現映像パートのあと、絶句する梅田さんに「あくまで推測ですが…」と江尻が断りを入れている。
「思い出した」「くろさわ亭のおっさんだよ、俺を殺したのは」と鬼頭は言うけれど、後ろから殴られてるので犯人の顔は見れていないはず…(魂が抜けて上から俯瞰してるのかもですが)。
ここらへん、再現映像と編集室の会話が入り乱れ、どこがどこまで本当なのか…?

X(Twitter)で「中華屋=死体始末屋はあくまでデータ消去が目的で、気絶させるために殴り、殺したわけではない。中華屋が去ったあとに山で会ったお兄さんが現れ、気絶したままの鬼頭にとどめをさしたのでは?」との考察を見かけ、なるほど、その線はありだな!!と。
ただやっぱりお兄さんの目的は不明なのですが。
ほこらに何があるんだー。
というかほこらは実在するのか?

・データカードに貼ってあったシールの誤字
あの誤字で中華屋が勘違いして江尻じゃない人を標的にし、発砲したのが4話EDで流れるニュース音声なんじゃないか?
と思ったものの、「にすい」+「工」、「さんずい」+「尻」という漢字はどっちもない(IMEパッドと漢和辞典で調べました…)ので、人違いしようもないか…。
ガチ怖DVDのエンドクレジットの「江尻真」の文字を見れば「あっ、たぶんこいつだな!」と見当がついてしまいそう。

・横三角モチーフ
シリーズ1では「再生ボタンのような横三角モチーフ」が各話に出てくる

こちらのnoteで知りました。シーズン1の各話レビュー面白いです!)ということで、シーズン2ではどうか?

1話・Zoomっぽいソフトのロゴ横にでっかく入っている
2話・ぺっぱーのネックレスが三角2つを組み合わせた形
3話・漫才コンビの再現パートで着てる緑色のジャージの胸部分に、黄色と黒で横三角っぽい模様が入ってる。
着た状態なので立体的になってて、ちゃんと横三角かどうか確認できないんですけど、ここくらいしか見つからない。
4話・女性がお店に怒鳴り込んでくる直前、店主夫妻を撮ってる映像で、鏡に写ってる戸棚かなにかの壁に、黒い線で三角っぽい形が写ってる。
三角というにはややまるみを帯びてるし、マグネットなのか描いてある線なのか微妙なんですが、これかなー。

場所としては子猫のポスター貼ってある横なんですが、あれ?前にこのポスター写ってたけど、その横に三角なんかなかったぞ?と巻き戻してみる。
梅田さんがお店に入った時にいるお客さん(茶色い服で飲食店をやってるという女性)がインタビューされてる背景に子猫のポスターがあるのですが、その横の空間にはなにもない。
鏡越しのシーンにのみ、三角が映っているよう。

鏡といえば。
美容院の奥さんがこの茶色い服の女性の髪をやってるシーンで、鏡の手前に置いてあるボトルが鏡に写り込んでるんですが、ボトルの表面に字が書いてあるっぽい。手書きというより活字体。
それが鏡に写ることで鏡文字になってて読めないんですが、絶対何かの手がかりだ…、と思いつつそのままにしてたので、鏡持ってきて画面を写してみました。

さくら」って書いてあった…。

この鏡文字が読めた瞬間が、いちばんぞっとしました!!!
シーズン1・2通して一番の恐怖。
死体始末の様子観てる時より怖かった。
こんなビビリで映画なんか見られるんでしょうか!?

…気を取り直して。
つまりこの女性客はサクラってことですよね。
他のお客さんもみんなサクラなのかなー。
(急に、あの怒鳴り込んできた女性すらサクラではないか?という考えが浮かんだが、その理由もメリットも思いつかなかったので、これもたぶん考えすぎ…)

シーズン2・4話のEDクレジット見ると、「池田理容店」は実在するお店の模様。
こんなストーリーの舞台に貸しちゃっていいんですかー!?イメージが…。
屋根にもドアにもでかでかと「IKEDA」「池田」と書いてあるので、てっきりドラマのために文字を張り付けたのだろうと思ってたんですが、もともとなのかしら…。

怖いので心の癒し部分について語ります!

・鬼頭と江尻について
いいですよね、この2人の関係性。
のんきでルーズだけど憎めない年上と、仕事できてクールなんだけど押しに弱い年下。
職種が同じ直の先輩後輩ではなく、やや職業が違って、距離はあるんだけど、なんだかんだ言って仲がよさそう。
江尻が常に敬語なのがぐっときます…。
そして敬語だけど鬼頭に対して容赦ない。
「知りませんよ」とか「早く成仏してくださいよ」とか言っちゃう。

"鬼頭が送ったメールが迷惑メールのフォルダに入ってた"という設定、映像データをここまで出さず、この時点で初めて出てくる説明としてうまいな!と思ったんですが、同時に”今まで鬼頭が送ったメールが読まれてなかった”って鬼頭がないがしろにされてる感もかもしだされて、すごいいいな!ってツボでした(笑・しかし仕事の話とか大丈夫だったのか?)
「聞こえてるよね?」って言っても江尻は返事してくれないし(笑)

でも動揺した江尻が、それまで上手くカバーしてきたのに思わず「鬼頭さん、どうしたらいいんでしょう…」って名前呼んじゃうとこにぐっときました!!
(ここで梅田さんが「え、鬼頭さんって言いました?」ってちゃんと反応するのがまたいい)

・そしてかが屋の演技について
もともとバラエティに出てるところとかコントとか好きだったんですけど、つくづく演技うまいな…。
かが屋のふたりはほぼ同い年(2人とも1993年生まれ)なのに、ちゃんと役柄上、年齢差がある感じに見える。
鬼頭はおっさんの入り口って感じだし、江尻は20代なかば~後半くらいかなー。
そして賀屋さんはこのドラマだと、もさっとした男性なのに、コントとかで女装すると、なんかすごくリアルな女子に見えるんですよねー!すごい!
ふしぎ!
加賀さんは学ラン着て演技してると、中高生にしか見えないし…。すごい。

TVKで見てたので、シーズン2・4話の緊迫のラストシーン直後に「かがやけ!ミラクルボーイズ」(かが屋の冠バラエティ番組)の予告が流れてなんかほっとしました(笑)

・もう完全に私の趣味ですが出てくる女子について

梅田さんかわいいな!?
1話冒頭の映像&ED後の映像ではなんとも不穏な感じで写ってたので(そう演出してたのでしょうが)、編集室来てからの言動が明るくていい…。
疑問を抱いたからって、隠しカメラしかけちゃう、ぶっとんだとこもいい。
ずっと2人で展開してたあの編集室の雰囲気が、梅田さんがいることでちょっと違う感じになって面白いです。

あと1話の浮気相手の子がかわいかったです!
本命彼女はストレートヘアにノースリーブの大人の女性。
浮気相手は服装乙女系のかわいい系。
あの感じで関西弁とか使われたらメロメロだー。

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