![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130505930/rectangle_large_type_2_3486055d62f1c5b0ee0da4ddc90599d9.png?width=1200)
【HANATABA】フェアトレードチョコレートで、強制労働をゼロに
こんにちは。
あなたの物語を保存するアフターブーケスタジオkannaxです。
カナックスから社会に目を向け、問題解決に繋がる商品や企画などをご紹介していくプロジェクト『HANATABA』。
今回は、100%強制労働に頼らない、オランダのフェアトレードチョコレートブランド「Tony's Chocolonely」についてご紹介いたします!
![](https://assets.st-note.com/img/1707622957966-hRzCQA51Z9.jpg?width=1200)
チョコレートの生産過程において、違法な児童労働や、強制労働によるカカオ農家の貧困が根深い問題として存在します。
そこでは、カカオの買い取り価格をできるだけ低く抑えて利益を得る、チョコレート業界の一部の巨大企業が大きな原因となっています。
Tony's Chocolonelyは、こうした人権を無視した強制労働に100%頼らないチョコレートを販売しています。
今回カナックスでは、チョコレートを購入することで支援させていただきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1707623759791-637WiaCw10.jpg?width=1200)
Tony's Chocolonelyのシグニチャーであるミルクチョコレート。
包装紙の赤色には、「強制労働者ゼロ」の願いを込めているそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1707624088502-qCvPEsCfP2.png?width=1200)
包装紙を開けてすぐに気づいたのは、その特徴的な不均一なブロック分け。
このブロックは、チョコレート産業の不平等を表しているそうです。
また、「Tony's Chocolonely」という名前も少し不思議ではありませんか?
こちらは、今ブランド創業者であるオランダのジャーナリストであるトゥーン・ファン・デコーケンにちなんで「トニー」と名付けられたそうです。
チョコレート産業についての取材時に現状に気付いたトゥーンは、チョコレートメーカーとこの状況について話し合おうとしましたが拒否され、それをきっかけに自身のフェアトレードなチョコレートを作ろうと決意したそうです。
そして、チョコレート業界における労働問題の戦いでトゥーンはとても孤独だったので、自分の会社を「トニーズチョコロンリー」と呼んだそうです。
包装紙を開けたときに鼻に飛び込んでくる、チョコレートの幸せな匂い。
しかし人々をこんなにも幸せにする食べ物の裏には、深刻な問題が根付いていました。
ブランド名から包装紙まで、さまざまな部分にハッと気付かされる要素が散りばめられたTony's Chocolonelyのチョコレート。
親しみやすいポップなパッケージの中で問題定義がなされているところに、消費者である私たちにも痛烈な皮肉が込められている気もします。
まずは私たち一人ひとりが問題意識を持って、消費行動を変えていかなければなりません。今年のバレンタインは、Tony's Chocolonelyのチョコレートはいかがでしょうか?
カナックスのSNS
ぜひフォローしてカナックスのアフターブーケの世界をお楽しみください。
■カナックスのアフターブーケInstagram:@kannax87
■カナックスのアフターブーケTikTok:@kannax87
■カナックスYouTube:kannax
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?