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【HANATABA】フェアトレードチョコレートで、強制労働をゼロに

こんにちは。
あなたの物語を保存するアフターブーケスタジオkannaxです。

カナックスから社会に目を向け、問題解決に繋がる商品や企画などをご紹介していくプロジェクト『HANATABA』。

今回は、100%強制労働に頼らない、オランダのフェアトレードチョコレートブランド「Tony's Chocolonely」についてご紹介いたします!

Tony's Chocolonely

チョコレートの生産過程において、違法な児童労働や、強制労働によるカカオ農家の貧困が根深い問題として存在します。
そこでは、カカオの買い取り価格をできるだけ低く抑えて利益を得る、チョコレート業界の一部の巨大企業が大きな原因となっています。
Tony's Chocolonelyは、こうした人権を無視した強制労働に100%頼らないチョコレートを販売しています。

今回カナックスでは、チョコレートを購入することで支援させていただきました。

Tony's Chocolonely ミルクチョコレート

Tony's Chocolonelyのシグニチャーであるミルクチョコレート。
包装紙の赤色には、「強制労働者ゼロ」の願いを込めているそうです。

包装紙を開けてすぐに気づいたのは、その特徴的な不均一なブロック分け
このブロックは、チョコレート産業の不平等を表しているそうです。

また、「Tony's Chocolonely」という名前も少し不思議ではありませんか?
こちらは、今ブランド創業者であるオランダのジャーナリストであるトゥーン・ファン・デコーケンにちなんで「トニー」と名付けられたそうです。
チョコレート産業についての取材時に現状に気付いたトゥーンは、チョコレートメーカーとこの状況について話し合おうとしましたが拒否され、それをきっかけに自身のフェアトレードなチョコレートを作ろうと決意したそうです。
そして、チョコレート業界における労働問題の戦いでトゥーンはとても孤独だったので、自分の会社を「トニーズチョコロンリー」と呼んだそうです。

包装紙を開けたときに鼻に飛び込んでくる、チョコレートの幸せな匂い。
しかし人々をこんなにも幸せにする食べ物の裏には、深刻な問題が根付いていました。
ブランド名から包装紙まで、さまざまな部分にハッと気付かされる要素が散りばめられたTony's Chocolonelyのチョコレート。
親しみやすいポップなパッケージの中で問題定義がなされているところに、消費者である私たちにも痛烈な皮肉が込められている気もします。
まずは私たち一人ひとりが問題意識を持って、消費行動を変えていかなければなりません。今年のバレンタインは、Tony's Chocolonelyのチョコレートはいかがでしょうか?


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