かんぽう恋薬《こいやく》
■かんぽう恋薬
■あらすじ
廃部寸前の科学部部長『田中幸男』は幼馴染で同級生の『北条寺貴子』に数合わせの入部を迫る。しかし彼女はそれを激しく拒否、何故ならば科学部は幸男のマッドサイエンティスト的な突拍子もない行動で教師達からも危ない部活と認識されていたからだ。そんな中、貴子は友人から先祖に何だか良く分からないが有能な呪術師が居るという理由だけで『惚れ薬』の製造を頼まれてしまい、嫌々ながらもそれを引き受けてしまう。そして、ある夜、薬の製造を『ネットでググった製造方法』を駆使しつつ出来る訳無いだろうと思いながらも薬を作り始める。だが、その途中に異変を感じ振り向いたそこに居たのは白髪で長い白髪髭の謎の老人だった。
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