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思えばあの時から・・・夫との出会いその3

kannaです。

私とクソ夫は真逆。私は時間さえあれば、どこかに出かけたい。家でじっとしているなんて時間の無駄。と思うタイプ。
反面クソ夫は、休みとなれば昼からビール。パジャマで一日中ゴロゴロしてる。
(昼から酒飲んでる環境に私がなかったから、この状況もイライラする)
 

この頃は、子供がいないクソ夫休みの日は、お昼ご飯作りも放棄。一人で出かけてカフェでお茶したり、子供部屋に閉じこもってこうしてブログ書いたりしてるよん。


の続き。

クソ夫が鬱で実家に引き取られている間・・・

私は仕事絶頂期でさ。
めっちゃ楽しかったよ。責任あるポジションを任されるようになって、部下もいて、取引先さんとも関係は良好で。
このままいけば、年収1千万も普通に目指せそうな感じやった。

1ヶ月休みなし、睡眠時間3時間。とか普通にしてた。ただ残念なことにその会社で結婚後、同じポジションでの仕事をこなしている人が誰一人いなかった。という事実。
30歳を過ぎて結婚していない女性はお局と呼ばれる。
結婚して出産した女性は暇な部署に追いやられる。
そもそも、クソ夫、会社がない地域に帰ってしまったからさ。結婚するか、別れるかの選択を迫られることになったんよね。

休み合わせるのも限界やったし、色々疲れていた。仕事でも会社に対して不信感を抱くようなことが起こって、その状況から逃れるように結婚・退職に目が行っていた。

29歳。この先どうやって人生を送るかの帰路に立たされていた。

このまま別れて、仕事続けるんもありやなぁ。将来本社に移動になって、バリバリキャリアウーマンもいいなぁ。とどこかでは思っていた。

9年付き合った情をとるか。仕事をとるか。

私の中ではその選択やったんやな。
もうこの頃には好きな気持ちはどっか行ってしまっていた。

うつ病を発症していたクソ夫。何か言ったら、壊れてしまうんじゃないか。引きこもってしまうんじゃないか。手を離したら、何か起こってしまうんじゃないか。その不安と、自分の現状から逃げたい打算がばっちり噛み合ってしまった。

それで・・・。退職して結婚することにした。

ただね、最初から辞める前提でもなかってん。
その頃テレビで「週末婚」というのがチラチラで出して、私、週末婚も
ええなぁって
別に一緒に住まなくてもいいし、仕事もそれなら続けられるし、お互いいい時に会うだけでええやん。って思っていた。
なんなら、私が働いて、養ってもええで。そうしようよ。
私の方が稼いでるしさ。
その提案をしたときのクソ夫
「俺が働くから」

いやー。今のクソ夫の給料、私が働いてた頃の6割くらいですやん。(もう25年前やで)
働くって言ったんやったら、ちゃんと稼いでこいやーーーーー!!
稼がへんのなら、家のこと、せえやーーーーーーーーー!!

という怒りが長年積み重なり、それがクソ夫の鬱の再発に怯えるあまり、何年も伝えられず、、ここまできて爆発しているわけです。

あぁ。そうやったんやな。

書いてみると冷静に私の気持ちが整理されていくのがわかります。
今ここじゃなくて、もっとずっと前から、
不安を抱えながら、不満を自分の中に押し込めながら生活を送っていたんやね。

少しづつ話したらよかったんかもしれんけど、
うつ病になった人に、そういう話、できるもんなんかね。
プレッシャーをかけたら壊れそうで怖かった。それも真実。



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