オンラインCAREのお誘い

CARE(ケア)は「子どもとの絆を強める心理教育プログラム」です。
子どもとよりよい関係を築く時に大切な養育のスキルを体験的に学ぶことができる、ペアレント・トレーニング・プログラム。親だけでなく、子どもとかかわるすべての大人が対象です。

Knetリモートおしゃべり会で「オンラインCARE」を開催できないか、精神科医の加茂登志子先生に相談したところ、2月の土曜日約2時間×2回で開催できることになりました。先生のお話をきいて、緊張をほぐしてからワークを行います。

10月の第111回Knetおしゃべり会では、登志子先生から「PCITとPCIT-SMのアウトライン」についてわかりやすく教えていただきました。PCIT-SMは、場面緘黙の子どもの状態に合わせて、大人のコミュニケーションを工夫することで、子どもの発話を増やしていく行動療法。PCITを日本に導入された先生から直接お話が聴けて、大好評でした。PCIT(親子相互交流療法)は、受けられる施設があり、PCIT-SMの日本導入も進行中だそうです。

CAREは、このPCITのエッセンスから生まれた心理教育プログラムです。

場面緘黙をもつ子どもの発話を、家庭から学校へと増やしていこうとするとき、家庭での良好なコミュニケーションが土台となります。CAREワークショップで、大人と子どもとのコミュニケーションの工夫やコツを学んでみませんか。

■Knetリモートおしゃべり会(第112回・第113回)
■日時:2022年2月12日(土)と26日(土)10:00~12:00の約2時間
(2回とも参加できる会員の方お申し込みください)。
■テーマ「養育スキルを体験的に学ぶCARE」 
■定員30名(かんもくネット会員)対象は保護者(お子さんの年齢不問)・CARE学びたい経験者や支援者ならだれでも)
■講師:加茂登志子先生(精神科医・PCIT-Japan代表理事)
■参加費:500円×2回セット=1000円 
■参加申し込みは、Knet会員掲示板まで

かんもくネット 角田圭子(臨床心理士・公認心理師)