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タイSRS記録_第1回_タイへの渡航

こんにちは。
kankunです。

今回は、日本からタイへの渡航の様子を書いていこうと思います。
なお、筆者は初めての海外渡航です。

[1日目のタイムテーブル]

5:00 起床
8:30 羽田空港に到着
10:35 羽田空港を離陸
~~ここからタイの現地時間~~
15:40 スワンナプーム空港に到着
17:30頃 ガモンホスピタルに到着&入院手続き&検査
19:00 食事
22:00 就寝

●自宅~羽田空港まで

今回はアテンド会社と調整して、羽田空港から出るタイ国際航空の便を選びました。
おおよそ予定通り到着したものの、すでに2か所のセキュリティチェックは激混みです。
こんなに混んでいるとは思わなかったので、ちょっと焦る。

まずは、航空会社のカウンターに行き、航空券を受け取りました。
カウンターが開いていなかったので、30分以上待ったと思います。

受け取り後も、まだセキュリティチェックは混みあっていました。
今回は、北側を選択。
混んでいたもののスムーズに流れていき、9:50には搭乗口に到着しました。
★出発2時間までに空港に到着すれば問題ないと思います。

●離陸~着陸まで

今回のフライトは7時間ほどです。
(到着時間が現地時間であると知らなかった筆者は、フライト時間が5時間だと思い込んでいた……)
LCCではないので、お昼には食事が出ます。

私は、暇つぶしで半沢直樹シリーズの最新刊をスマホで読んでいましたが、あっさり読み終わってしまい、後半はちょっと暇でした。
Youtubeのオフライン保存などで、もう少し何か用意しておけばよかったです。

●スワンナプーム空港~ガモンホスピタル

空港に到着したら、とりあえずスマホの機内モードを解除しました。アテンドさんと連絡を取るために、通信環境は必須です。
今回は、povoのSIMを入れたGalaxy S22 Ultraと、現地SIM用にPixel 7 Proを持ち込みました。
予め、povoの海外トッピングを購入しておき、アテンドさんとの確実な通信手段を確保したうえで、現地SIMを購入する作戦です。

が、S22 Ultraのアンテナピクトがなかなか立たない。
アテンドさんの「通信手段がないと合流に時間がかかるから、必ず日本でプリペイドSIMを購入して置いてください」という言葉が頭をよぎります。
ローミングもONしたのになぜ、と内心焦っていると、いつの間にかつながっていました。
★機内モードを解除したら、ローミングONにしておとなしく待ちましょう。

入国審査を通過して荷物を持ったら、現地のSIMカードの購入です。
タイにはAIS、dtac、Trueの3つのキャリアがあり、到着出口までの至る所に屋台のような小さなショップがあります。
今回は、AISの30日/UnlimitedのSIMを1,799バーツで購入しました。無制限であることを考えると、意外と安いです。
料金表を指さして、Can I get this?と言ったら普通に通じました。
あとは現金で支払って、パスポートとスマホを渡せば、設定まで全部やってくれます。現金は、予め日本国内で用意しておきました。
★スマホを渡すときは、言語を英語にしてから渡しましょう。

AISのSIMカードとピン

到着出口を出たら、アテンドさんと無事合流。
外に出ると、11月中旬だというのに30度越えの真夏日でした。
タイ基準では寒い時期に入りかけていたようですが、日本人基準では完全に夏です。
長袖のレーヨンシャツを着ていたのですが、汗が噴き出してきて、半袖を着込んで行けばよかったと後悔しました。

ここからは、アテンドさんの運転でガモンホスピタルに向かいます。
おおよそ30~40分くらいの道のりだったと思います。
ノーヘルのバイクの多さに圧倒されます。

●入院手続き&検査

土曜日でしたが、まずは入院手続きを行いました。
アテンドさんに通訳をしてもらい、書類にサインしたり、顔写真を撮ったりします。病院の方はとてもフレンドリーです。
★英文診断書とパスポートをすぐに出せるようにしておきましょう。

入院手続きの後は、検査です。
肺のレントゲンを撮ったり、心電図を取ったりします。
私はもともと左室高電位があったので、結果を見たスタッフの方がかなり慌てていました。あらかじめ言っておけばよかった。
私も内心、手術できるのかヒヤヒヤし始める。

●病室に移動

今回滞在する病室

検査が終わったら、病室に移動します。
病室は個室で、意外と広いです。

コンセント:机とベッドの脇にあります。日本のプラグはそのまま挿せますが、コンセントの電圧は220Vです。
使う機器が220V対応であることを必ず確認しましょう。
トイレ:一見普通の洋式ですが、温水洗浄便座ではありません。
そのかわり、壁に小さなシャワーヘッドがついており、これを使って洗浄します。便座の前寄りに座って、お尻側からシャワーヘッドを忍ばせて水をゆっくり出しましょう。
また、トイレットペーパーは流せないので、ペーパーホルダーのそばにあるごみ箱に捨てましょう。
流すときは、タンクの上のボタン(?)を押しましょう。
シャワー:水量しか調整できないようで、温度は変えられなかったです。
ちょっと冷たかったけど、壊れていたのかな?
冷蔵庫:日本のビジネスホテルと同等サイズです。
アメニティ:石鹸/シャンプー/コンディショナー/シャワージェル(?)/ベビーパウダー(?)/ティッシュなどはありました。(ほかにもあったかも)
シャワージェルが何かよくわからなかったので、聞いておけばよかった。ペットボトルの飲料水も提供されます。(所謂ガモン水)
ギリギリいっぱいまで入っているので、ボトルネック部分の硬い部分を持って開けましょう。
慣れないとこぼします。
テレビ:私は使いませんでしたが、fire stickみたいなものをつないで使う人もいるそうです。

●夕食

やよい軒のカツ丼

19:00くらいに夕食が来ました。
この時は、やよい軒のカツ丼とみそ汁にオレンジジュースがついていました。
日本食が食べることができるのは、ありがたかったです。
おいしかったし、意外とボリュームがあって、満腹になりました。
オレンジジュースも絶品です。

●シャワー&就寝

夕食を食べたら、シャワーを浴びて寝るだけです。
暇な時間は、PCと現地SIMを入れたスマホをつないで、親と連絡を取ったり、アニメを見たりしていました。
なお、海外からアクセスすると利用できないサイトがあるので、VPNを準備しておくと日本と同じように使えると思います
少なくともdアニメストアは、VPNを使わなければ見られなかったです。

ゆっくりアニメ三昧

病室にはドライヤーが無いので、ナースステーションで借りましょう。

大体22:00頃には就寝しました。エアコンなしでは寝れないです。

ざっと1日目はこんな感じです。
初めての海外でしたが、アテンドさんがいることもあって心強いです。
ついに、女の子になれるんだ!という喜びを感じますが、手術への恐怖も少し感じました。検査で左室高電位が出たので、そもそも手術できるのかという不安も感じました。

次回は2日目を書きます。近いうちに……
読んでくださり、ありがとうございました。




~~ここからは理系のマニアックな話~~

病院までの道中は、ずっと携帯電話の基地局を見ていました。
日本とは異なり、アンテナが鈴なりに付いています。
Massive-MIMOタイプと思われる大型の基地局も多く設置されていて、日本と同等か、それ以上の整備状況であると感じました。ぱっと見では、HUAWEIやEricssonのものが多かったです。
今回はAISのツーリスト用のSIMを買い、Pixel 7 Proに挿しました。
Pixel 7 Proは、sub6/ミリ波ともに対応バンドが多く、タイで使われているn258も対応しています。
電測してみると、n28(700MHz)をつかんでいることが多かったです。
5Gをつかんでいないときは、Band3(1.8GHz)をつかんでいることが多かったです。
日本と比べて体感上の差はほとんどなく、快適に使えました。残念ながらミリ波には出会えず。

ガモンホスピタルから見える基地局 日本ではあまり見ないCバンドの衛星アンテナも
Ericsson製と思われるRUとアンテナ

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