病気の実家の父を思ふ（悩む）

こんばんは。久しぶりです。

以前このblogにも書いたと思うのですが、父は、数年前にパーキンソン病になってしまいました。
私には、しっかり者の妹もおり私だけで悩むこともないのですが、私も妹も神戸を離れて生活しています。父は、母の死後ひとりで暮らしています。妹は、香川県。私は、東京。実家は、兵庫県。
色々考えた数年でした。私の場合、コロナ禍で会社を閉めたので帰るかなども含め考えました。

まず、自分の気持ちを考えがちになるのですが、「イヤイヤ違う。お父さんの気持ちや気持ち。まず、お父さんがどうしたいかや」という心の声と「イヤイヤ、でも、現実的にどうするのか考えるべきやわ」という心の声両方と闘いながら悩み考え、妹ともやりとりをする日々でした。

で、結果は、まず父の気持ちを優先しよう…。そして、どうしても無理となったら、実家を売り、妹の家にいくということになりました。
妹がいいなら義弟や姪っ子たちが許してくれるならその方がいいだろうと思いました。なぜならば…

①父の生まれは香川県で祖父の仕事で四国を転々として育ってはいて、学校を卒業してからは、ずっと神戸ですが、母のお墓も祖父母のお墓も香川県にあるし、偶々妹も香川県にいるし、馴染みはあるだろうということ。
②私は、左半身に障がいが残ってるし、ふたりしてえっちらえっちらしていては危ないし、妹も心配だから。
③今は、香川県にいく気持ちが全くないけど、妹の方が父と相性がいいから。

いろんな事考えました。
大変でした。

でも、今姪っ子の１人が専門学校に通うため実家から通っています。そう、父と同居しています。父は母が亡くなって約25年近くひとり暮らしです。でも、今、かわいい孫、私からみたら姪がこの4月から一緒に住んでいます。

いつも、「お父さん」としか私との会話では自分のことを呼ばない父がつい「じいちゃん」と言ってしまってます。声が元気になってます。楽しそうなトーンになってます。

なんかほっとした気持ちになりました。もしかしたら、元気になるかもしれないなぁと思いました。

今月の16日に１回目のコロナの注射を打つそうです。何の副作用もなければいいな。

元気でいてね。お父さん。