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3分韓国語: 얘기 / 애기 (第32回)

안녕~! 韓国語とっちゃん です。

本日も、紹介していませんでした二重母音をご紹介しましょう~。
これで、二重母音は全部紹介したことになります。

本日の言葉、意味は簡単ですが、考え方がちょっと難しいので、ついてきてくださいね~!

本日の言葉の発音

まず、発音を確認しましょう。

・얘기(イェギ)
 ㅇ(あ行)+ㅒ(いぇ;ye)=얘(イェ)、ㄱ(が行)+ㅣ(い;i)=기(ギ)
・애기(エギ)
 ㅇ(あ行)+ㅐ(え;e)=애(エ)、ㄱ(が行)+ㅣ(い;i)=기(ギ)

"얘기(イェギ)" についてですが、前回の "계(ギェ)" と基本的な発声の仕方は一緒です。
「いぇ~」とラッパーのように言ったらいいですYO! YEAHHHH~!
ただ、前回の "계산(キェサン)" は、"ケサン" と発音するイメージと言いましたが、今回は違います。
"エギ" ではなくて、しっかりと "イェギ" と発音したほうが良いです。それは、"애기(エギ)" と混同して聞こえるからです。教科書や辞書には出てこないところですが、単語やハングルの子音・母音の組み合わせによって、"イェ" としっかり発音したほうが良い場合と、"エ" という感じの発音の場合があります。単語をご紹介する都度、そのあたりはご説明していきますね!

本日の言葉は省略言葉・変形言葉

さて、今回の単語2つですが、実はもともとの韓国語の単語があるのですが、人々が長く使うことで定着してしまった省略言葉・変形言葉なんです。イメージとしては、スマートフォンをスマホと書くような感じ。
「なんで、スフォじゃなくて、スマホなの? しかも、フォじゃなくて、ホなの?」と外国人は不思議に思うでしょうが、理由は「みんながよくそう言うし、そう書くから」しかありませんよね? 
そんな感じで、定着してしまった省略言葉・変形言葉です。ただ、もともとの韓国語も、現在でもしっかり使われています。

と言うわけで、もともとの単語は何かを紹介しつつ、意味を確認しましょう。

本日の言葉の意味

・얘기 (イェギ)=이야기 (イヤギ):意味は、「話、会話」
・애기(エギ)=아기(アギ):意味は、「赤ちゃん、乳幼児くらいの小さな子ども」

ねっ! "얘기 (イェギ)" と "애기(エギ)" はだいぶ意味が違いますから、発音を混同してしまうと、会話が分からなくなってしまいますよね。なので、発音は区別しましょう。
"얘기 (イェギ)=이야기 (イヤギ)" ですが、後ろに、「~します」という意味の”해요(ヘヨ)”を付けると、動詞になります! 

얘기해요(イェギヘヨ)、이야기해요(イヤギヘヨ)「話します、会話します」

次に、"애기(エギ)" = "아기(アギ)" ですが、「かわいいね~。赤ちゃんね~。」とあやすようなときって、言葉が丸く赤ちゃん言葉になっていきますよね? そういう過程で、"아기" → "애기" になったものと思います。
意味は「赤ちゃん、乳幼児くらいの小さな子ども」ですが、日本語の「赤ちゃん」にも大体同じような意味が含まれていますよね? 同じ感覚ですので、詳しい説明は割愛します。

以上見てきたように、韓国語にも言葉の省略や変形があります。日本語と同じですよね!
言葉って本当におもしろいですね~。

本日はここまでです! それではまた! 안녕~!

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