ITだけがエンジニアではない

エンジニアについて書きます。若輩者ゆえ、誤った解釈があるかもしれませんがご了承ください。


1.エンジニア

 日本でのエンジニアの定義は曖昧です。工学分野の仕事をしている人に使われることが多いです。しかし、アメリカでエンジニアを名乗ることができるのはProfessional Engineer(プロフェッショナル・エンジニア)であり、業務独占資格です。他の国でも類似した体制が多いです。我が国でも、同等の資格としては、技術士一級建築士があります。また、私が目指しているAPECエンジニアもこの2つのどちらかを所有していることが条件の1つです。

2.土木エンジニア

 私の周囲だけかもしれませんが、ITエンジニア=エンジニアとして認識されていると感じます。ちなみに、設計士=建築士として認識されているのも感じます。土木エンジニアとしては肩身が狭いです。さらに、建設コンサルタントは知名度が低く、どのような業務を行っているか説明するのに一苦労です。

 異業種の方に、建設コンサルタント勤務の土木エンジニアというと    「土木に設計?」「土木にコンサル?」「プログラマー?」「不動産系?」とよく言われます。建築はイメージが付きやすいのか建築とどう違うのかともよく聞かれます。(土木エンジニアにはあるあるだと思います)そもそも、ネット上の記事などでも、建設=建築と書いていたりと土木エンジニアの知名度の低さにいつも悲しくなります。

3.国を強靭化する土木エンジニア

 近年、自然災害の激甚化しており防災意識が高まっています。防災・減災のハード面で活躍しているのが土木エンジニアです。土木エンジニアは、   河川、港湾、上下水道、道路、橋梁、法面、等の様々な防災施設の設計に関わっています。これからの防災意識の高まりと共に土木エンジニアの知名度も向上することを期待します。

以上



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