【遊び】ロールプレイのススメ

 おはようございます。こんにちは。こんばんは。カンキツと申します。私の記事では普段の生活やお仕事で気付いたこと、大事だなと思ったことをまとめていきます。

 今回のテーマはお仕事から離れて、遊びの【ロールプレイ】についてです。

 皆さんはキャラクターに名前をつけられるタイプのゲームを遊んだことはないでしょうか?
それもFFのような自ら喋るキャラクターの名前を変えるタイプではなく、基本的に無口で自分と重ねやすい主人公の名前を変えられるゲームについてです。

 例えばアクションゲームではモンスターハンター、RPGなら世界樹の迷宮やジルオール、女神転生、のんびりした雰囲気のゲームならどうぶつの森などが挙げられます。

 こうしたゲームは主人公にプレイヤーが自己投影しやすいように作られていることが多いと言えます。ストーリー上、操作キャラに反応があっても基本的に頷いたりする程度で、重大な分岐には選択肢を用意してプレイヤーの意思が反映されるようにされています。

 つまり予めプレイヤーが世界観に没入できるような作りになっていて、自己投影したキャラクターを通して私達がストーリーを追体験できる構造になっているわけです。

 このキャラクターに自己投影して遊ぶことが今回のテーマである【ロールプレイ】です。簡単に言い換えれば【ごっこ遊び】のことです。

 【ごっこ遊び】って言うと何だか子供みたいだ、なんて思われるかもしれません。実際、私も子供の頃はドラゴンボールのかめはめ波の真似をしたり、仮面ライダーの真似をしたりしましたが、今やると中々きつい絵面が出来上がることでしょう(笑)

 ただ子供の時のそれと異なるのは、ごっこ遊びをする場所が現実ではなくゲームの中であり、演じるのは自分ではなくゲームのキャラクターがやるということです。

 ちょっとイメージを具体的にするため、私がやっている【世界樹の迷宮】で遊んでいる例を上げていきます。

 世界樹の迷宮は中々キャラメイクの自由度が高いゲームです。複数のキャラクターを作ってパーティをつくり、迷宮の踏破を目指す訳ですが……中々キャラクターを複数つくるというのは大変なものです。

 モンハンのようにキャラメイクするのが一人で有れば自身の分身を作りますが、6人くらいつくるとなるとそれぞれのキャラクターに個性が欲しくなってきます。

 そこで私は名探偵コナンのキャラクターをつけて遊ぶことにしました。

 コナン、元太、みつひこ、歩美、灰原という名前でキャラメイクをしてグループ名を少年探偵団と名付けた訳です。

 もちろんキャラクターにはある程度個性に沿ったクラスを付与します。元太にタンク系の職種を、灰原には魔法使い系、歩美には忍者系職種という具合です。

 こうする事によってキャラクターを作りやすくなる他に、異世界に迷い込んだ少年探偵団が帰還するために迷宮の攻略を目指すというサブストーリーが出来上がります。

 何でこんなことを言うのかといえば、実はキャラメイクが可能なタイプのゲームでは主人公の目的が希薄な事が珍しくありません。

 先ほどキャラメイクができるゲームは没入感が高いと書きましたが、没入感を高めた代償としてキャラクターにはゲーム内の目的を達成するための動機が用意されていることが少ないと言えます。

 強いバックボーンをキャラに持たせてしまうと、ユーザーが「俺のイメージしたのと違う」となってしまうからですね。

 さて、美点でもあるのですが、そうなるとプレイヤー側にはゲームをクリアするための動機づけがやや薄い状態となってしまいます。

 もちろん、そんな動機づけなんて無くてもダンジョンを潜ってやるハックアンドスラッシュが好きだから普通に遊ぶぞ!って人もいますが、そうでない人にとってはこういった動機づけができることはクリアするうえで結構有効だったりします。

 せっかく買ったゲームだけどなんとなく世界観が合わなくて投げてしまったという経験はゲーマーならば誰しも有るかと思いますが、ロールプレイによってそれが軽減できます。

 また副次的なものとして意外と妙なところで作ったキャラクターが【らしい】動きをしてくれることがあります。

 例えば元太が灰原をかばって攻撃を受けたりしたり、光彦が恐怖に怯えて動けなくなったりというものですね。デメリットのパターンもありますが、そのキャラらしいと思うと意外と許せる気分になったりします。

 さて、ゲームの皆さん、たまにはキャラメイクのときにロールプレイをして遊んでみてはいかがでしょうか。きっと面白い経験ができると思いますよ。

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