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羽後町 教育、盆踊りと、陽気なおじさんたち

9月下旬の土曜日のお昼過ぎ、今回のプログラムに参加する関西在住の7名が、大阪伊丹空港に集まった。
秋田行きの飛行機を待つ人々の中で、説明会で見かけた顔をみつけては会釈をしたりしながら、一度も訪れたことのない東北の土地に向かう飛行機に乗り込んだ。

今まで縁もゆかりもなかった秋田だけど、勝手なイメージでやっぱり田舎なんやろうなぁと思っていた。そして案の定、飛行機の高度が下がるにつれ、視界には山と森しか見えなくなった。

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秋田空港に到着し、揃った参加者の面々。連休初日なのに、人がまばらやなぁと、参加者の一人がつぶやく。確かに、と、心の中でリツイート。ちなみに集まっているのは性別も年齢も肩書きも異なる参加者で、共通することは、関西在住であることと、ちょっとばかし秋田に興味があること。羽後町でのプログラムはこのメンバーで、9月下旬の秋編と、11月下旬の冬編と2回の訪問が予定されており、どちらも2泊3日。ただお仕事で訪問するんじゃなくて、町役場の職員さんにアテンドしてもらいながら、地域の人と仲良くなれたらいいなって企画。

今回僕らが参加するにあたって、羽後町が提供してくれたメインの活動は、地域の子どもたちに向けた職業体験イベント、‟しごとーい”への出店を目標に、羽後町の中高生と一緒に準備をすること。子どもが認識する大人の仕事が、先生か、会社員か、公務員か郵便局員だけじゃなくて、もっといろんな仕事があるんだよっていうことを、知ってもらって、想像してもらうための活動。

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しごとーいの準備も程々に、どうやら今週末は町でお祭りがあるらしく、メンバーみんなで町を練り歩く。今回のお祭りは近所の神社の祭典で、大名行列がある都合それぞれの町内会で飲み会をしてるらしい。屋台に秋田らしい食べもんが売ってないかチェックしながらふらふらと。
ちなみに羽後町は、日本三大盆踊りの一つとして知られている西馬音内盆踊りの聖地で、阿波踊り、郡上踊りと肩を並べるらしく、人口1.5万の町に、3日間で4.5万人が押し寄せる。

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東北の9月の夜、だんだん冷え込んでくるなか歩いていると、明かりの灯ったテントが。中にはござを敷いて地べたのみするおっちゃん数名。声を掛けられるままに入ってみれば、どうやらお祭りの主催者らしく、手渡されたコップに日本酒をなみなみ注がれる。「どごさから遊びきたのや」、「なにしてらんだか」、と他愛のない話から、盆踊りのお囃子の人手が足りないとか、内輪の深刻な悩み相談まで。たまたま通りかかった関西人に心をひらいてくれる人が思ったよりも多くて、なんだかほっこり。

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変なはなし、”田舎” と呼ばれる地域に住んでいる人は、もう少し外の人に冷たいものだと思っていて、それが今回のプログラムに参加するにあたって少し心配だった部分でもあった。でも実際に来てみたらぜんぜんそんなことはなくて、気さくに話してくれる人が多かったのがすごく嬉しかった。でも秋田弁がめちゃくちゃ濃くて、聞き取れないことも。次来るときにはもう少し慣れてるといいな。

ここまでざっと1日目。実質午後しかなかったんだけど、なかなかの濃度。仕事とも、ただの旅行とも違う、ちょっと能動的な時間。こういうふうに地域と関わりを持ってみると、どんな田舎でも見ること聞くことは山程あるんだなと思った。

2日目は、しごとーいの準備。あきたこまちの新米は間に合わなかったので、冬編にお預け。秋田の日本酒と、羽後町にあるマイクロブリュワリー 羽後麦酒のビールを飲みながらBBQ。
3日目には、しごとーい miniに助っ人参加して、仲良くなった人らに見送られながら秋田空港に。映画のワンシーンみたいでちょっとうるっときたのは秘密。

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”関係人口”というテーマを切り口に秋田を訪れることとなった、とある関西人の日記。 実体験をもとに、感じたことをゆっくり言葉にしていきます。 滞在中のこまかなつぶやきは、twitterに。:https://twitter.com/kankei2020 #秋田 #関係人口会議
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