環境放射線についての会津若松市の見解 (2011/5/18)

県合同庁舎で福島県が行っている環境放射線測定結果では、3月16日に最も高い値を観測した後は減少を続けており、明らかな増加はありませんでした。また、県の測定結果は3月16日以降、風向きが変わっても、雨が降っても環境放射線量が増加することはありませんでした。この傾向は県内はもとより全国に共通します。仮に原発から新たな放射性物質が飛んできていた場合、風向きや雨の影響で放射線量に変動が生じることとなります。

>これらのことから、現在、会津若松市で計測されている放射線量は、3月15日夜から16日未明にかけてガスやちりに付着して飛んできた放射性物質が、この時に降っていた雨に洗い落とされ、地面に付着した放射性物質によるものと考えられます。要するに、現時点では放射性物質が福島第一原発から新たに飛んで来ているのではないと考えられます。ですから、今後、地表に放射性物質が降り積もっていくということはないということです。
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